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ホンダ、ヤマハ、さいたま市が、EVバイクをレンタルする実証実験

9月からさいたま新都心駅でスタート。利用者をさいたま市ホームページで募集

2017年9月 レンタル開始(利用者の募集は7月21日受付開始)

30台がレンタル車両として利用されるヤマハのEVバイク「E-Vino(イービーノ)」

 さいたま市、本田技研工業、ヤマハ発動機は7月21日、さいたま市のEV(電気自動車)普及施策「E-KIZUNA Project」の一環として、EVバイク(電動2輪車)の普及拡大と交通空白地域の解消に向けた実証実験を開始すると発表した。

 CO2の削減とEVバイクの普及を目指す今回の取り組みでは、ヤマハのEVバイク「E-Vino(イービーノ)」30台をレンタル車両として用意。さいたま新都心駅の東口 自転車等駐車場で一般ユーザー向けにE-Vinoをレンタルするほか、バッテリー交換サービスを実施する。

 利用者の募集は同日からさいたま市のホームページで実施され、開始時期は9月となる。将来的には、この実証実験でのレンタルに加え、EVバイクを使ったシェアリングの実証実験も検討している。

 実証実験をつうじて、さいたま市は「これまで普及拡大を進めてきた電動4輪車のみならず、EVバイクの活用も図ることにより、多様な電動モビリティを安心して快適に使える低炭素社会の実現を目指します」としており、ホンダとヤマハは「より環境に優しいEVバイクの普及によりお客さまが移動する喜びを感じ、より豊かな生活になることと、2輪市場のさらなる活性化に向けて取り組んでいきます」としている。