ニュース

フォルクスワーゲン、内閣府が推進する自動運転実証実験プログラム「SIP-adus」に参加

ダイナミックマップおよびHMIの実証実験を実施

2017年10月3日 発表

自動運転実証実験プログラム「SIP-adus」の車両

 フォルクスワーゲン グループ ジャパンは10月3日、日本政府が推進する「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」の「自動走行システム(SIP-adus)/大規模実証実験」にフォルクスワーゲン グループ東京技術代表オフィス(VTT)をつうじて参加すると発表した。

 SIPとは、各府省や企業などの枠を越えて科学技術イノベーションを推進する国家プロジェクトで、今回参加するのはそのなかの自動走行システム分野となるSIP-adus。

 日本市場で技術開発や情報収集活動などを行なっているVTTは、SIP-adusで行なわれるダイナミックマップおよびHMIの実証実験に参加。2017年秋~2019年にかけて地図情報や人とクルマのコミュニケーションについて実証実験を行ない、自動運転につながる運転支援技術の開発につなげる。

 同社はリリースで「日本は、自動運転技術開発において先進的な市場の1つであり、今回の実証実験をつうじて日本における自動運転の技術開発を学びつつ、今後求められるグローバル協調にも貢献していきます」と述べている。