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ケンウッド、「高測3Dジャイロ2」搭載・「みちびき」対応の新彩速ナビ「MDV-X701」「MDV-X701W」
スマホで音声認識しハンズフリー操作や文字入力が可能な新アプリ対応
(2013/11/28 13:47)
JVCケンウッドは、AVカーナビの新製品「MDV-X701」を12月中旬に、「MDV-X701W」を2014年1月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はそれぞれ10万円前後。
品名 | 型番 | 店頭予想価格 | 発売時期 |
---|---|---|---|
地上デジタルTVチューナー内蔵 DVD/USB/SD/ Bluetooth AVナビゲーションシステム | MDV-X701 | 10万円前後 | 2013年12月中旬 |
地上デジタルTVチューナー内蔵 DVD/USB/SD/ Bluetooth AVナビゲーションシステム (200mmワイドモデル) | MDV-X701W | 2014年1月中旬 |
いずれも7V型の高精細WVGA液晶パネルと高輝度ホワイトLEDバックライト搭載モニターに加え、フリックやドラッグといった操作が可能な「ジェットレスポンスエンジンIII」、Bluetoothレシーバーなどを搭載し、スマートフォン等との接続・連携を強化したモデル。基本性能は共通で、MDV-X701は幅180mm、MDV-X701Wはトヨタ/ダイハツの幅200mmのワイドコンソールに対応する。
カーナビ機能では、新たに準天頂衛星「みちびき」に対応するとともに、インクリメントPの最新版「全国主要道高低差データ」をベースに全国約140万個所の傾斜データと3Dジャイロセンサーをマッチングさせる「高測3Dジャイロ」を進化させ「高測3Dジャイロ2」とすることで、現在地の測位精度を高めた。
また、住所検索などを行う際の文字入力操作を、音声発話で行える独自の新アプリ「VOIPUT(ボイプット)」に対応するほか、Bluetooth接続にも対応し、スマートフォンの音声認識機能と連携して音声でのハンズフリー操作が可能になっている。音声で可能な操作は、iPhoneでは電話/メール/音楽再生/天気予報の確認など、Android端末では音声ダイヤルや、音声対話アシスタントアプリケーション「mia(ミア)」による対話形式の情報検索・端末操作などとなっている。
そのほか、Webサイトの持つ地点情報などの目的地設定ができるスマートフォン用アプリ「NaviCon」、Android端末に収録した音楽や動画を、カーナビ本体で再生・コントロールできる独自のアプリ「KENWOOD Music Control」、CDタイトル情報データをカーナビへ転送できるスマートフォンアプリ「KENWOOD Music Info.」などにも対応する。
AV機能では、CD/DVDの再生が可能なほか、USBデバイスやSDカードに収録したAVファイルの再生が可能で、対応フォーマットは音楽がMP3/WMA/AAC/FLAC/WAV/Vorbis、映像がMPEG4 Video/H.264 MPEG4-AVC/WMV。
本体サイズはMDV-X701が180×186×100mm(幅×奥行き×高さ)、MDV-X701Wが200×176×100mm(同)。重量は前者が2780g、後者が2760g。