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英マクラーレン、スーパースポーツ「P1」がニュル7分切り、ショートムービー公開

具体的なタイムは明らかになっていないものの、「ラップタイム7分を切るという最終目標を達成」と発表

マクラーレン P1
2013年12月11日(現地時間)発表

 英マクラーレン・オートモーティブは12月11日(現地時間)、ハイパフォーマンス・スポーツカー「マクラーレン P1」で独ニュルブルクリンク 北コース(ノルドシュライフェ)でラップタイム7分を切ったと発表するとともに、その走行シーンを使ったショートムービーを公開した。

 マクラーレン P1は「ポジション1」または「1位」を車名の由来とし、最高出力737PS/7500rpm、最大トルク720Nm/4000rpmを発生するV型8気筒3799ccツインターボエンジンに、179PS/130Nmを発生するモーターを組み合わせ、システム全体で916PS/900Nmを発生するスーパースポーツカー。0-100km/h加速は2.8秒、0-200km/h加速は6.8秒、0-300km/h加速は16.5秒としている。

 今回このP1でノルドシュライフェにチャレンジし、ラップタイムは7分を切ったと発表。詳細なタイムは明らかになっていないものの、全長20.8kmのコースを平均178km/h以上で完走したとしており、同社のチーフ・テスト・ドライバーであるクリス・グッドウィン氏は「超高速走行の場合、北コースの名物となっているジャンプ・セクションは大きな課題です。FlugplatzとPflanzgartenは超高速で走行しますが、ダウンフォースが発生するため『着地』が安定します。どちらのセクションも、どんなマシンにとっても非常に危険なコーナーですが、自信を持って挑むことができました。P1は素晴らしいマシンです」と述べている。

 また、F1ドライバーのジェイソン・バトン選手は「P1を何度か運転したことがありますが、信じられないほど洗練されていて速く、素晴らしいマシンだと思います」「ニュルブルクリンク・サーキットでラップタイム7分を切ったという記録は、マクラーレンが生み出した革新的なP1のパフォーマンスが世界有数の超難関コースで実証されたということです」とコメントを発表している。

(編集部:小林 隆)