NEXCO東日本、東北地方太平洋沖地震に伴う高速道路の状況

2011年3月18日発表



 NEXCO東日本(東日本高速道路)は3月18日、関東支社管内(第31報)、東北支社管内(第16報)の東北地方太平洋沖地震に伴う高速道路の状況を発表した。

 現在NEXCO東日本では、東北自動車道 浦和IC(インターチェンジ)~碇ヶ関IC間などを一般車両通行禁止とし、災害応急対策に必要な人員や資材などを運ぶ緊急車両のみ通行可能な緊急交通路指定としている。

 また、3月16日には緊急交通路指定としている道路でも、東京電力福島県原子力発電所での事故を受け、避難指示地域から避難される車両については通行可能としており、高速道路の被災が激しい常磐富岡、広野、いわき四倉の3料金所を除く福島県内の料金所から高速道路を通行できる。

 各管内の緊急交通路、通行止め区間については、各リリースを参照のこと。最新の道路交通情報については、日本道路交通情報センター(JARTIC)、またはドライブトラフィック(高速道路情報のみ)での利用を呼びかけている。

 現在、各支社において災害対策本部を立ち上げ復旧作業を急いでいるほか、3月19日開通予定の北関東自動車道 太田桐生IC~佐野田沼IC間についても、緊急車両通行の要請があった場合は、走行できるようにしている。

 なお、東北支社管内については、3月17日から18日の朝にかけて降雪が予想されることから、緊急車両についてもスタッドレスタイヤの装着など冬の装備を呼びかけている。


(編集部:谷川 潔)
2011年 3月 18日