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【ITS東京2013】世界共通の交通に関する課題解決を目的とした「ITS世界会議東京2013」開幕
10月14日~18日。期間中は日本全国がITSの実証舞台に
(2013/10/16 14:10)
10月14日、20回目を迎える「ITS世界会議東京2013」が開幕した。会期は18日まで。この会議はITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)を利用して、「安全・安心」「環境・効率」「快適・利便」といった世界共通の交通に関する課題の解決を模索するもの。
1994年のパリを皮切りに毎年世界各地で開催されており、日本では第2回の横浜、第11回の名古屋に続き、今回の東京で3回目の開催となる。メイン会場は企業や自治体などがブースを出展し展示会が開かれる東京ビッグサイトで、日本をはじめ中国、韓国、台湾といったアジア圏、ヨーロッパ、北米など240あまりの出展社が展示を行う。そのほかにも神奈川県、愛知県、広島県、長崎県などでITSの現状を見学するツアーが行われるなど、期間中は日本全国がITSを実証する舞台となる。
展示会場がオープンとなる10月15日には、今回の会議の組織委員会委員長を勤める渡邉浩之氏によるスピーチが行われた後、各国の代表やスポンサーによるリボンカットが実施された。
展示会の模様は後日リポートする。