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パイオニア、200mmワイドメインユニットを新たに追加した新型「サイバーナビ」

画面のドラッグやフリックが可能な「マルチウェイスクロール」搭載。地図スクロール速度は約2倍に向上

200mmワイド2DIN「AVIC-ZH0099WH」
2014年5月下旬発売

オープンプライス

 パイオニアは5月8日、200mmワイドメインユニットを新たに追加した新型「カロッツェリア サイバーナビ」を、5月下旬から発売する。1DIN+1DINの「AVIC-VH0099H」「AVIC-VH0099S」「AVIC-VH0099」、2DINの「AVIC-ZH0099H」「AVIC-ZH0099S」「AVIC-ZH0099」「AVIC-ZH0077」に加え、200mmワイド2DIN「AVIC-ZH0099WH」「AVIC-ZH0099WS」「AVIC-ZH0099W」「AVIC-ZH0077W」の計11機種を用意。価格はいずれもオープンプライスだが、店頭予想価格は1DIN+1DINが22万円~34万円前後、2DINが16万円~32万円前後、200mmワイド2DINが18万円~33万円前後となっている。

製品形態商品名型番店頭予想価格発売時期
1DIN+1DIN7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/ チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーションクルーズスカウターユニット・AR HUDユニットセットAVIC-VH0099H34万円前後5月下旬
7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/ チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーションクルーズスカウターユニットセットAVIC-VH0099S26万円前後
7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/ チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーションAVIC-VH009922万円前後
200mmワイド2DIN7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/ チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーションクルーズスカウターユニット・AR HUDユニットセットAVIC-ZH0099WH33万円前後
7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/ チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーションクルーズスカウターユニットAVIC-ZH0099WS25万円前後
7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/ チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーションAVIC-ZH0099W21万円前後
7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/SD/ チューナー・DSP AV一体型HDDナビゲーションAVIC-ZH0077W18万円前後
2DIN7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/ チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーションクルーズスカウターユニット・AR HUDユニットセットAVIC-ZH0099H32万円前後
7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/ チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーションクルーズスカウターユニットセットAVIC-ZH0099S24万円前後
7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/ チューナー・5.1ch対応・DSP AV一体型HDDナビゲーション AVIC-ZH009920万円前後
7V型ワイドVGA地上デジタルTV/DVD-V/CD/Bluetooth/USB/SD/ チューナー・DSP AV一体型HDDナビゲーションAVIC-ZH007716万円前後
1DIN+1DINの「AVIC-VH0099H」

 今回の新型サイバーナビでは、市場ニーズが高まっている200mmワイドメインユニットタイプをラインアップに追加し、昨年の7機種展開から11機種展開へとラインアップを拡充。

 従来モデル同様、ドライブに必要な情報を目の前の風景に重ねて表示する「AR HUD(ヘッドアップディスプレイ)ユニット」に対応するとともに、通信を使った「スマートループ渋滞情報」や、車載カメラを使ってユーザーからの画像情報を組み合わせた情報共有サービス「スマートループ アイ」などを利用できる。スマートループ アイにおいては、4月から画像が収集される地点が従来の約5000個所から約7000個所に増え、より快適なドライブをサポートするという。

 また、クルーズスカウターユニットの車載カメラでさまざまな情報を捉え、画像や効果音などで注意を喚起することも可能。利用できる機能は、前方車両を検知し、走行速度に応じた推奨車間距離を表示する「ターゲットスコープ/車間インジケーター表示」、高速道路でのふらつき防止をサポートする「レーン移動検知表示」、停車中に赤信号を検知し、青信号への変化をアイコンで知らせる「赤信号検知表示」、停車中に前方車両の発進を検知すると、分かりやすい表示と効果音でスタートをアシストする「前方車両発進検知表示」、走行風景を録画して再生できる「ドライブメモリー機能(簡易ドライブレコーダー)」などとなっている。

 そのほかの改良点としては、地図スクロール速度が従来モデルの約2倍になったことや、操作レスポンスの向上、新開発の「マルチウェイスクロール」により、画面のドラッグやフリックなどでカーナビを操作することが可能になったことが挙げられる。さらに、外部サーバーと連携することで、目的地に関連するキーワードを発話するだけで目的の施設を検索できる「フリーワード音声検索機能」が搭載されている。

(編集部:小林 隆)