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パイオニア、ドラレコなどの安全運転支援機能を備えた「ミラー型テレマティクス端末」
LTE通信モジュールを搭載し、業務用車両向けテレマティクスサービスにも対応
(2015/6/17 21:41)
- 2015年6月17日発表
パイオニアは6月17日、法人車両に向けて開発したLTE通信モジュール搭載の「ミラー型テレマティクス端末」を発表。ドライブレコーダー機能や画像認識による安全運転支援機能を備え、法人車両ソリューションとして、7月中の発売を予定している。
今回発表されたミラー型テレマティクス端末には、LTE通信モジュールのほか、広角車載カメラ、ハーフミラータイプの5型静電式タッチパネル付き液晶、GNSS(全地球型測位システム)、ジャイロ/加速度センサーを搭載。
NTTドコモのLTE回線を使って常時ネットワークに接続し、クラウドサービスを活用して業務指示や車両の動態管理をリアルタイムで行えるサービスを提供するほか、内蔵する広角車載フロントカメラや画像センシング技術により、ドライブレコーダー機能に加えて、「レーン移動検知」「前方車両発進検知」「危険運転検知」など、安全運転支援サービスもサポートする。
設置に関しては、クルマのバックミラーに簡単に取り付けることができ、導入コストを抑えた。ユーザー独自のサービスをアプリケーションとして搭載可能で、幅広い業務用途に対応させる。
さらに、同社が展開する業務車両向けテレマティクスサービス「ビークルアシスト」にも対応し、動態管理や、日報・走行軌跡レポート・運転評価レポートの作成やドライバーへのメッセージ送信・読み上げなど、“運行管理”と“運行支援”サービスも提供する。