写真で見る「スズキ ワゴンR&ワゴンR スティングレー」

軽トールワゴンの先駆、スズキの「ワゴンR」と「ワゴンR スティングレー」の4代目が、25日に発表された。

ホイールベースを伸ばし、車室を拡大するなど、居住性が改善された新ワゴンRの詳細を、写真を中心にレポートする。 



ワゴンR スティングレー

“男の子向けワゴンR”となるスティングレーからレポートしよう。スタイリングはキープコンセプトだが、ルーフやショルダーのラインを先代より前傾させ、グラスエリアを上下に狭めたことで、より獰猛な印象になった。ワゴンRの「縦目」から、横長に変更されているフロントマスクも先代ゆずりだが、ヘッドランプクラスターはサイドへの回り込みが伸ばされ、ワイド感がより強調されている。

撮影したのは最上位グレードの「TS」で、車体色は新色の「ルナグレーパールメタリック」だ。

●エクステリア



ルーフアンテナを後端に備える
先代よりサイドに回り込んだヘッドランプクラスタースティングレーはマルチリフレクターフォグランプを標準装備TSは扁平率55%のタイヤを履く。アルミホイールは15インチ。T/Xは60%/14インチとなる

●インテリア

黒基調に銀のアクセントでまとめられたインテリア。スターターはステアリングコラム右のプッシュスイッチリモコンロック付きの電子キーエアコンはフルオートが標準
TSとTには、本革巻きのオーディオスイッチ付ステアリングホイールを装備。またTSのドアトリムとインパネにはブルーのイルミネーションが備えられるTSのブルーイルミネーションはスピーカーにもステアリングコラム右に、イルミネーションやTCSSスイッチがある
メータークラスターは立体目盛りとブルーのグラデーション照明で彩られる電動格納式リモコンドアミラーを標準装備する
シートアンダートレイシートアンダートレイを“バケツ”のように取り外せるのは初代ワゴンRからの伝統後席
フルフラットにしたところリアシートのリクライニング
スペアタイヤはなく、パンク修理剤を搭載する

●エンジンルーム

TSとTはターボエンジンを搭載ターボはインタークーラーを備える


ワゴンR

ワゴンRのスタイリングもやはりキープコンセプトだが、全体のフォルムは前傾を強めている。また、ワゴンRのアイデンティティともいえる縦目のヘッドライトクラスターは、スティングレー同様にサイドへの回り込みが深い「切れ長」の眼になった。 撮影したのは自然吸気エンジン搭載モデルでは最上位グレードの「FXリミテッド」。車体色は新色の「ブルームピンクメタリック」だ。 

●エクステリア

●インテリア

エアコンはマニュアルATセレクターはステアリングコラムからインパネに移された天井にサングラスホルダーが設けられている
プッシュオープン式カップホルダーが前席左右に設けられる先代で標準装備だったタコメーターは省略された


URL
スズキ
http://www.suzuki.co.jp/
プレスリリース
http://www.suzuki.co.jp/release/c/2008/0925/index.html
製品情報(ワゴンR)
http://www.suzuki.co.jp/dom4/lineup/wagonr/
製品情報(ワゴンR スティングレー)
http://www.suzuki.co.jp/dom4/lineup/wagonr_stg/ 

(編集部:田中真一郎)
2008年9月26日