まるも亜希子の「寄り道日和」

身近な困りごと解決してみました

オーガニック先進国のオーストラリアで、厳しい食品基準のオーガニック認定を受け、原料の採取から製造工程、パッケージにいたるまでお肌と環境への配慮が貫かれている、「HAPPI(ハッピー)」のオーガニック洗濯用洗剤。このパッケージで容量は1Lで、約400回分使えます。1日1回のお洗濯なら、1年以上持つということですね。成分は、有機ソープベリーナッツ、有機大豆グリセリン、有機ユーカリエッセンシャルオイル、有機オレンジエッセンシャルオイル、有機ココナッツビネガーのみ。洗濯後、排水されて海や川に流れても、環境を汚すことがないのでまさにSDGs。パッケージは独自の技術で漏れを防ぐクラフトペーパーで、サトウキビ由来のボトルに詰め替えて使えるようになっています

 オーストラリアに住んでいる親友から、久しぶりのメッセージ。時差がほとんどないので、すぐにFaceTimeをつないで他愛のないおしゃべりが始まります。お互いの近況やら、仕事や家族の悩みやら、いろいろ話していると一緒に過ごした高校時代にタイムスリップ。そんな中でふと彼女が、以前私が話した悩みを覚えていてくれて、「いいものがあるよ」と教えてくれました。

 その悩みというのは、ずっと敏感肌で苦労している夫のレーシングスーツの洗濯について。最初はクリーニング屋さんに出していたのですが、やはり化学物質の影響なのか、肌がチクチクしたり、痒くなったりしたことがあったため、自宅での洗濯に切り替えたのです。なるべく水流は弱く、脱水は短く、洗剤はドライマークの衣類にもOKという市販のものを使い、裏返しにして洗って干す時は直射日光に当てないよう、日陰で干して……と、かなり気を遣っていたつもりでした。そのおかげか、チクチクしたり痒くなったりということはあまり言われないようになったのですが、なんと。

 夫のチームメイトが、夫と同じメーカーで同じ色のレーシングスーツを新調したので、ピットで並べて置いてみたところ、え〜っ! 同じ色とは思えないくらい、夫の方は色が変わってしまっていることが判明したのです。元の色がホワイトなので、色褪せというのではなく、完全に変色。クリーニングに出していた頃は変色なんてしていなかったので、私の洗濯がレーシングスーツを劣化させてしまったことは明らか。これはかなりショックでした。またクリーニングに戻せば肌への影響が心配だし、自宅で洗えばもっと劣化が進んでしまう。レーシングスーツって高いんですよね〜。10万円以上なんてザラなので、買い替えは痛い(笑)。どうする私〜と悩んでいたわけなのです。

 そこでさっそく、彼女のおすすめしてくれた「HAPPI(ハッピー)」というオーガニック洗濯用洗剤を試してみることに。オーストラリアはオーガニック先進国で、ただ地球環境にやさしいというだけでなく、使い心地や効果もしっかりと認められている製品が多いというのは、以前から聞いていました。このHAPPIも、すべての成分がオーガニックというだけでなく、もっとも厳しい食品基準のオーガニック認定を受けているというからびっくり。人体に触れても無害で、洗濯後に排水されても、わずか1日で自然にかえる成分なので海や川を汚すことがなく、洗浄力は第三者機関の試験によって大手洗剤メーカーのものより優れている項目があると確認されているそう。これは期待できます。

 夫がサーキットで着て、汗だくになったレーシングスーツを裏返し、ネットに入れて洗濯機に。HAPPIは洗濯1回(約8kg目安)につき、わずか小さじ半分(2.5mL)を投入すればOKで、柔軟剤も必要ナシと書いてあります。今まで使っていた洗剤と柔軟剤の量と比べるとかなり少量なので、ほんとにこれでいいのかしらと、ちょっと不安を覚えつつ、いざドライコースで洗濯スタート。ドキドキしながら、終わるのを待ちました。

 そして、洗濯終了の音が鳴り、取り出してみるとオレンジを切り分けた時のようなフレッシュな柑橘系の香りがかすかに放たれて、とてもさわやか。ネットから出してハンガーにかけると、今までの洗濯後よりレーシングスーツの生地がふんわり、ふっくら、柔らかくなっていると感じました。そのまま日陰でよく乾かし、夕方。取り込んで畳んだ後も、そのふんわり感が続いていてびっくり。今までの洗剤だと、乾いた後は裏地がゴワゴワしていたのに……。これはかなり、手応えを感じました。これ以上、変色などの劣化が進まないように、使い続けてみたいと思います。なにより、洗濯することで地球を汚す心配がないのも嬉しいところですよね。

ちょっと生活感プンプンですが(笑)、夫のレーシングスーツを干してみました。もとはきれいなホワイトだったのに、黄色っぽく変色してクリーム色に……。裏地も乾くとゴワゴワだったのですが、HAPPIで洗ってみたら繊維がふんわり、ふっくらしていてびっくり。説明書には、有機大豆グリセリンと有機ココナッツビネガーが柔軟剤の役割を果たしていると書かれていたのですが、敏感肌の人は合成界面活性剤や合成香料などが肌への刺激になってしまうとのことなので、これで夫にも気持ちよく着てもらえるのではと思います。また、HAPPIを購入すると、1本のマングローブを植樹してくれるというのも嬉しいですね

 さてもう1つ、クルマまわりの長年のお悩みが身近なモノで解決できたので、ご紹介。炎天下に駐車しなければならない時に、フロントガラスをサンシェードで覆うのはもう常識ですが、長時間駐車しているとだんだん陽の向きが変わってしまって、戻ってきたらハンドルが直射日光にさらされてチンチンに熱くなってしまった! なんて時ありますよね。時間がなくてすぐに出発したいのに、ハンドルは火傷しそうなくらい熱くて、どうしよう? すごく困っていました。

 そんな時に、娘が持っていた水で濡らして使う冷感タオルをちょっと借りて、ハンドルに当ててみたのです。2〜3分待ってから、冷感タオルを取って触ってみると、ちょっとひんやりするくらいに熱が取れているではないですか。冷感タオルはいろんなところで手に入るので、なんで今まで試さなかったんだろう、というくらい身近なモノ。暑い季節は、熱中症対策で車内に常備しておくといいなと思いました。同じようにお困りの皆さま、ぜひ試してみてくださいね。

この夏もいろんな冷感グッズが売れていたようですが、これは水で濡らして絞るだけで、ヒヤッと冷たくなるという冷感タオル。今や100円ショップでも手に入ります。炎天下での駐車時に、熱くなったハンドルやシフトノブ、チャイルドシートの金具などにうっかり触ると火傷する危険性もありますが、そんな時は冷感タオルをのせて数分冷やすと、安心して触れるようになるのでぜひお試しを(写真は、使い方がわかりやすいようにベランダで再現してみたものです)
まるも亜希子

まるも亜希子/カーライフ・ジャーナリスト。 映画声優、自動車雑誌編集者を経て、2003年に独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、エコ&安全運転インストラクターなども務める。海外モーターショー、ドライブ取材も多数。2004年、2005年にはサハラ砂漠ラリーに参戦、完走。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。ジャーナリストで結成したレーシングチーム「TOKYO NEXT SPEED」代表として、耐久レースにも参戦。また、女性視点でクルマを楽しみ、クルマ社会を元気にする「クルマ業界女子部」を吉田由美さんと共同主宰。現在YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」でさまざまなカーライフ情報を発信中。過去に乗り継いだ愛車はVWビートル、フィアット・124スパイダー、三菱自動車ギャランVR4、フォード・マスタング、ポルシェ・968、ホンダ・CR-Z、メルセデス・ベンツVクラスなど。現在はMINIクロスオーバー・クーパーSDとスズキ・ジムニー。