まるも亜希子の「寄り道日和」

ぶらりと訪問した「ヒョンデ・カスタマーエクスペリエンスセンター横浜」

クルマだと第三京浜の港北ICからのアクセスが便利な、ヒョンデ・カスタマーエクスペリエンスセンター横浜。広々としたショールームは、ゆったりと展示車両を見ることができるほか、奥の作業スペースがガラス張りなので見学できるようになっています。とってもかわいいキッズ向けの電動車は、まだ非売品とのことでした

 業界トップクラスの手厚いカーライフサポートプログラム、「ヒョンデ・アシュアランス・プログラム」をIONIQ5に無償で提供することを発表し、話題となっているヒョンデ。すごいことになってきたゾ、という驚きとワクワクが入り混じり、今後の展開にも注目したいところなのですが、そんな中、ずっと行ってみたかった直営拠点「ヒョンデ・カスタマーエクスペリエンスセンター横浜」にぶらりと立ち寄ってみました。

 ヒョンデは基本的にワンプライス販売で、時間と場所の制約を受けないスマートな購入体験を提供するのがメインとなっており、試乗をしたいという人にはカーシェアリングサービスの「Anyca」を通じて試乗機会を提供しています。でもここは、購入相談から試乗、納車、アフターサービスなどをはじめ、ユーザーが自由に来店してくつろぐことができるラウンジや、ヒョンデのスタッフを育成するトレーニングルームなども揃っている施設です。

 私もとくに目的もなく、本当にぶらりとお邪魔しただけなのですが、スタッフの方がフレンドリーにいろいろと案内してくれました。最初に目に入るのは広くて開放的なショールーム。IONIQ5とNEXOの展示車両のほか、まだ非売品だというキッズ向けの電動車や、車内外で使える純正アクセサリーが展示してあって楽しげな雰囲気です。

 その奥にはガラス張りのスペースがあり、ここがメンテナンスなどで入庫した車両のための作業スペースになっています。テーブルで座って眺めることもできるし、2Fのラウンジからもモニターで作業の様子を見ることができるようになっていました。自分の愛車にどんなことをしているのか見えないと不安ですが、これならどこにいてもオープンで安心だなぁと感心してしまいました。

 しかもこのラウンジがすごくオシャレで、コーヒーが美味しいと評判なのだとか。Web会員登録をすると、誰でも一杯無料というのが太っ腹ですよね。IONIQ5のオーナーさんが、充電器に繋いでいる間にここでひと息入れたり、仕事をしたりすることも多いそうで、この日もPCを持ち込んでリモートワークをしている感じの人や、カップルでコーヒーを飲んでいる人たちが。なんかこういう生活、憧れます……。

 さらに私が気になったのが、ラウンジのエントランスにもたくさん並べられていた、ヒョンデの純正アクセサリーたちがすっごく可愛くて、ちょっと他では見たことがないモノがチラホラあったこと。たとえば、一見すると普通の旅行や出張に便利そうなキャリーケースなんですが、なんとウッドテーブルが付属していて、広げるとテーブルとしても使えるんです! ピクニックなどのアウトドアレジャーにもピッタリ。

こちらが、ナイスアイディアで思わず欲しくなってしまった、「H Genuine キャンピングトランク」というグッズ。持ち手があってキャスターが付いているので、コロコロと引いて持ち運びしやすくなっており、広げてワイドハンドルを立て、ウッドプレートを載せればオシャレなテーブルに早変わり。ピクニックがしたくなります

 また、ヒョンデのユーザーには愛犬家が多いそうで、ワンちゃん向けのグッズもカラフルでステキなモノがたくさん。車外に飛び出さないようにする車内用リードもいろんな色が揃っているし、ドリンクホルダーにピタリとハマるようなドッグフード用のトレイとか、ステアリング型のオモチャなんかもかわいいのです。ヒョンデオーナーじゃなくても、思わず欲しくなっちゃうアクセサリーたちでした。

 そんなわけで、ヒョンデってどんな雰囲気なのかなぁとよくわからない人は、ぜひこのカスタマーエクスペリエンスセンター横浜を訪れてみて欲しいです。スタッフの皆さんもみんなフレンドリーなので、もしかするとイメージが変わるかもしれないですね。

愛犬家のためのアクセサリーもカラフルでオシャレ。ペット用ハーネスやシートベルトアジャスターもかわいいし、ペット用カップホルダートイには「なるほど」と感心。ワンちゃんとのドライブが楽しく便利になりそうです
まるも亜希子

まるも亜希子/カーライフ・ジャーナリスト。 映画声優、自動車雑誌編集者を経て、2003年に独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、エコ&安全運転インストラクターなども務める。海外モーターショー、ドライブ取材も多数。2004年、2005年にはサハラ砂漠ラリーに参戦、完走。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。ジャーナリストで結成したレーシングチーム「TOKYO NEXT SPEED」代表として、耐久レースにも参戦。また、女性視点でクルマを楽しみ、クルマ社会を元気にする「クルマ業界女子部」を吉田由美さんと共同主宰。現在YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」でさまざまなカーライフ情報を発信中。過去に乗り継いだ愛車はVWビートル、フィアット・124スパイダー、三菱自動車ギャランVR4、フォード・マスタング、ポルシェ・968、ホンダ・CR-Z、メルセデス・ベンツVクラスなど。現在はMINIクロスオーバー・クーパーSDとスズキ・ジムニー。