まるも亜希子の「寄り道日和」
大好きなイチゴ狩り、行ってきました
2023年4月20日 00:00
娘を筆頭にわが家みんなで大好きなイチゴ狩り。1歳のころからの恒例行事でしたが、コロナ禍でずっと自粛せざるを得ず、今シーズンも旬が過ぎてしまってもう無理かなぁと諦めかけていたところ、妹が「ゴールデンウィークまでやっているイチゴ狩りがあるよ!」と見つけてくれて、久しぶりに行ってきました。しかも、ドライブがてらにクルマで行くと、ハウスの真横に停めてOKという、クルマ旅派に嬉しいイチゴ狩りなんです。
場所は、伊豆最大というハウス90棟完備を誇る、「江間いちご狩りセンター」。確かに近づくにつれて、広大な土地にズラリ建っているハウスたちに圧倒される光景です。最初にいったん、大きな専用駐車場に停めて、受付にチケットを提示。その後、自分のクルマに乗って、先導車の案内でハウスまで走っていき、横付けして駐車するという流れです。ドアを開けたら、3歩でイチゴ狩り(笑)という感じでした。
以前行ったイチゴ狩りでは、駐車場からかなり遠いハウスまで歩いていくところもあって、子どもが小さいと砂利道など足場のわるいところをガタガタしながらベビーカーを押して行くのがけっこう大変だったので、ここならすっごいラクですね。
ハウスの入り口で練乳が入ったカップとおしぼりをもらい、さっそく真っ赤な宝石めがけて中へ。30分食べ放題のスタートです。今回の品種は「章姫(あきひめ)」。ハウスによって、別の品種のところもあってどれに当たるかはお楽しみ、ということでした。お昼前くらいに行きましたが、朝イチで来た人たちに食べ尽くされていることもなく、みんな思い思いに食べ頃の粒をもぎ取り、パクリ。
1つだけ失敗したなと思ったのは、この日はちょうど気温が高く夏日を記録した日で、ハウスの中が一気にムンムンと暑くなり、それにともなって日当たりのいい場所になっているイチゴが、「ホット苺」になってしまっていたんです。果物は全般的にそうかもしれませんが、イチゴって、やっぱり冷えていた方が美味しいですよね……。イチゴ狩りの旬が極寒の2月というのは、理にかなっているのかなと実感したのでした。なので、もし5月に入って行くときには、小さな保冷剤を持って行くとか、カップに氷水を入れておいてくぐらせてからいただくとか、ちょっと工夫すると美味しくいただけるかもしれないと思いました。
さて、すっごく楽しいんだけど30分で終わってしまうイチゴ狩り(笑)。そのあとに周辺をぶらぶらとドライブしていて、見つけたのが「源氏山七福神めぐり」というものでした。七福神はいろんな場所にいらっしゃいますが、なんとここではクルマですぐ近くまで走って会いにいける神様がいらっしゃるのです。源氏山というのは伊豆長岡温泉にある、標高90mほどの小高い山で、かなり道幅は狭くヘアピンカーブが多いですが、クルマで山頂広場まで登っていけます。駐車場があるので、そこに停めるとすぐにお会いできるのが、七福神のお一人である「寿老人(じゅろうじん)」さま。
赤いのぼりが目印で、やさしげなお顔をされてひっそりと佇んでおられました。長寿や家庭円満、福徳円満といったご利益があるとのことで、手を合わせて家族みんなの健康と長寿をお祈り。そこから歩いてまわれる範囲でも、毘沙門天さま、大黒天さまがおられます。さらに歩きますが山を下っていくと、弁財天さまにもお会いできるとのこと。今回は小さい子どもがいたので行けませんでしたが、またゆっくり巡ってみたくなる素敵なところでした。こういう出会いがあるので、行き当たりばったりのドライブも楽しいですね。