まるも亜希子の「寄り道日和」
Modulo X 10周年記念モーニングクルーズに参加しました
2023年3月16日 00:00
祝! Modulo X 10周年〜! これまでに、こんなにたくさんのModulo Xが一堂に会した光景を見たことがあったでしょうか。ホンダのクルマたちを熟知したホンダアクセスによる、匠の技と情熱で作り上げたコンプリートカーであるModulo X(モデューロ エックス)。第1弾となった先代のN-BOXに初めて試乗した時は、ボディのカタマリ感から乗り心地、ハンドリングのよさまで「こんなに違うのか!」とビックリしたものでした。あれからもう、10年なんですね〜〜。
Modulo X 10周年を記念したイベント、モーニングクルーズは代官山 T-SITEで早朝から開催されたのですが、私は6時45分くらいに会場付近に到着して目を疑いましたね。国道246号から旧山手通りに曲がってすぐのところから、すでにズラりと会場入りするためのModulo Xたちの行列ができているではないですか。思わず「うわ〜」とテンションが上がり、運転中でなければこの光景を写真に撮りたかった〜と、残念に思ったほどでした。
そして会場にはN-BOX、フリード、ステップワゴン、フィット、S660、初代ヴェゼルといったModulo Xたちがズラリ。関東のオーナーさんだけでなく、遠くは神戸、岩手、愛知からも来てくれたというから、嬉しいことですよね。ホンダアクセスの人たちも、「まさかこんなに集まってくれるとは……」と感激していました。
オーナーさんたちがコーヒーを飲みながら思い思いに他のモデルを見てまわったり、家族でのんびり過ごしたりしている中、Modulo X開発統括の福田さん、完成車性能担当の湯沢さん、開発アドバイザーの土屋さんがぶらぶらと会場を回って、オーナーさんたちとコミュニケーション。私も湯沢さんと一緒に回らせてもらったのですが、まぁ皆さんModulo Xにゾッコン惚れ込んでる感じがヒシヒシと伝わってくるのです。
N-BOX Modulo Xの女性オーナーさんは、「なんにも不満ないです。ずっと乗り続けます」と熱く語ってくれました。フィット Modulo Xのオーナーさんは、「マイナーチェンジでRSが出たので乗り比べたけど、コッチで十分。でもRSにはスポーツモードがあるから、それだけちょっと悔しいですね」と笑っていました。
そして、Modulo Xといえば、市街地を走るくらいの速度でもしっかりと効いてくれる「実効空力」が代名詞なのですが、フリード Modulo Xのオーナーさんは、なんと手作りのフィンをフロントやテールランプのあたりに装着して、コツコツと自分好みの走りにマイナーチェンジを図っていてビックリ。「燃費もよくなったんですよ〜」と教えてくれて、これには湯沢さんもフムフムと興味津々の様子でした。
これまであまり、開発者とオーナーさんがコミュニケーションを取る機会がなかったそうなんですが、こうして実際に使っている様子や、気に入っているところ、不満点などを直接聞けるというのは、とても有意義な時間だったと思います。福田さんも湯沢さんも、これからもっともっとModulo Xの進化のために貴重なヒントをもらったと言っていましたので、今後登場するモデルが楽しみですね。
さて、ひとしきりモーニングクルーズを満喫したあとは、屋内に移動してトークショーが行われました。私はMCを務めさせていただいたのですが、福田さん、湯沢さん、土屋さんのトークが白熱し、ぶっちゃけ話も飛び出して何度も会場は爆笑。10年間で一番印象に残っているモデルは土屋さんがステップワゴン、というのが意外だったのですが、「最初にテストコースで土屋さんが試乗する時に、いきなりスライドドア開けて2列目に座るんですよ。え、運転しないの? って驚きましたよ」という福田さんのエピソードに大笑い。でも、「土屋さんは常にお客さん目線でチェックしてくれるので、助かっています」という湯沢さんの言葉があり、「運転するお父さんだけが気持ちいクルマにしちゃダメだってことを、ずっと言い続けてるんだよ」という土屋さんの言葉に皆さんも納得していました。
最後に、「職人」パーカーやModulo Xオリジナルグッズが当たる抽選会があり、外れた方にもお土産が渡されて、イベントは無事終了。Modulo Xの次の10年に向けて、素晴らしい時間になったのではと感じました。ホンダアクセスでは今後も、10周年を記念するいろんなコンテンツを企画していくそうなので、みなさまぜひチェックしてくださいね。