まるも亜希子の「寄り道日和」

女性だけで行くランボルギーニのツーリングイベントに初参加

六本木の喧騒がウソのように落ち着いた雰囲気の天祖神社に、ズラリ並んだランボルギーニのモデルたち。ここから、国際女性デーを祝う女性だけのツーリングイベントがスタートしました。みんな思い思いにドライブを楽しんでいましたよ

 2023年は創業60周年にあたるランボルギーニ。猛牛をエンブレムに持ち、カウンタックやウラカンなど迫力あるスーパーカーを生み出してきただけに、なんとなく男性的なイメージが強いかもしれないですが、実はとっても女性フレンドリーなブランドなんです。

 というのも、ランボルギーニは早くから「女性のパワー」に注目して、世界中のさまざまな分野で活躍する女性を応援するプロジェクトを開始。各国で女性たちを集めて意見交換会を行なったり、2019年にはスーパーカーブランドとして初めて、イタリアのランボルギーニ本社やイモラサーキットで女性だけのためのイベント「Lamborghini FAB EVENT in Italy」を開催しています。

 この「FAB」とは「Female Advisory Board」の頭文字。会社経営者や金融機関の取締役、デザイナーやプロデューサーといった、世界で輝く女性たちが参加する女性応援プロジェクトとなっています。そして、そうしたランボルギーニ本社の意向に呼応するように、日本で恒例となっているのが3月8日の国際女性デーに行なわれる、ランボルギーニのツーリングイベント。イタリアでは「ミモザの日」として、女性に感謝を込めてミモザの花を贈るのが慣例となっているそう。春のひだまりのようなイエローが温かくも華やかなミモザは、愛と幸福の象徴でもあるというから、贈られたら嬉しいものですね。

 そんなランボルギーニのツーリングイベントに、今年初めて参加させていただきました。東京・六本木にあるランボルギーニ・ワールドの拠点となっているLOUNGEに集合したら、軽いレクチャーのあと、すぐ近くの神社へ移動。すると、鳥居の前に最新ランボルギーニたちがズラリ並ぶ、圧巻の光景が広がっていました。一緒に参加した女性たちと、笑顔でパチリ。すでにワクワクしちゃいますね。ここから横浜往復というプチツーリングですが、そのエスコート役をしてくれるのがウルス・ペルフォルマンテだというだけで、テンションがあがります。

六本木の住宅街に建つ「ランボルギーニ・ラウンジ・TOKYO」は、ランボルギーニの世界観を体感できる場所。イベントやミーティングで利用したり、オーナーがインテリアやエクステリアを細部までカスタマイズできる場所でもあります

 相棒はいつもの吉田由美さん。由美さんは、イタリアで開催されたFABにも日本からただ一人、参加している女性なので、ランボルギーニのドライブはお手のもの。ペルフォルマンテが従来のウルスと違うのは、ダートトラック用の「RALLYモード」が追加されたことが1つ。最高出力が666HPにアップしつつ、47kgの軽量化を達成しているので、ハンドリングも乗り味も、ものすごい剛性感がある中にも軽やかさを感じさせる部分があって、とても乗りやすいスーパーSUVだなと感じました。

先頭をいくウラカンSTOをはじめ、ビビッドなカラーと迫力あるランボルギーニの隊列は注目度満点。都心の道でひときわ目立っていたのでした。でも、乗っている方は常に快適で、とくにウルスは乗り心地もよくてロングドライブしたくなりました

 横浜に到着すると、ランボルギーニ流のおもてなしにあふれた夢のようなティータイム。春らしくイチゴをふんだんに使い、旬の素材を合わせた数々のアンティパストが目にも鮮やかで、見ているだけでも楽しい気分にさせてくれます。もちろん、お味の方も一流で、中にはイチゴとヤリイカのジュレのようなものとか、意外な組み合わせのものまですごく美味しくてビックリ。たっぷりと英気を養って、再び東京へとウルス・ペルフォルマンテを走らせました。

ウェスティンホテル横浜のラウンジで、夢のようなティータイム。由美さんとふたりで、日ごろのご褒美をもらったみたいだね、と嬉しくなってしまいました。見ているだけで楽しく、ウキウキしてくるアンティパストはお味の方も素晴らしかったです

 見た目は迫力満点で、走りはかなり刺激的。でも乗っているうちに安心感と充足感が満ちてくる、この感じがランボルギーニならではです。2023年は60周年という記念すべき年であるとともに、初のプラグインハイブリッドである新型のV12スーパースポーツカーの発売が予定されているランボルギーニに、もっともっと注目していきたいと思っています。

まるも亜希子

まるも亜希子/カーライフ・ジャーナリスト。 映画声優、自動車雑誌編集者を経て、2003年に独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、エコ&安全運転インストラクターなども務める。海外モーターショー、ドライブ取材も多数。2004年、2005年にはサハラ砂漠ラリーに参戦、完走。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。ジャーナリストで結成したレーシングチーム「TOKYO NEXT SPEED」代表として、耐久レースにも参戦。また、女性視点でクルマを楽しみ、クルマ社会を元気にする「クルマ業界女子部」を吉田由美さんと共同主宰。現在YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」でさまざまなカーライフ情報を発信中。過去に乗り継いだ愛車はVWビートル、フィアット・124スパイダー、三菱自動車ギャランVR4、フォード・マスタング、ポルシェ・968、ホンダ・CR-Z、メルセデス・ベンツVクラスなど。現在はMINIクロスオーバー・クーパーSDとスズキ・ジムニー。