東京オートサロン2014
メルセデス・ベンツ、30台限定の「A45 AMG 4MATIC PETRONAS Green Edition」を発表
東京オートサロン初出展で17台、合計6200PS分のカスタムカーを展示
(2014/1/10 17:27)
メルセデス・ベンツ日本は「東京オートサロン 2014(会期:2014年1月10日~12日)」に初出展。ブース内で実施したプレスカンファレンスにおいて限定車「A45 AMG 4MATIC PETRONAS Green Edition」を発表した。通常ラインアップモデルの「A45 AMG 4MATIC」をベースに、AMGパフォーマンススタジオが特別な内外装を施した特別仕様車で30台を限定販売。納車は2014年6月で、価格は8%の消費税込で970万円。
A45 AMG 4MATIC PETRONAS Green Editionの車名にある「Green」は、F1グランプリに参戦する「MERCEDES AMG PETRONAS FORMURA ONE」のマシンに採用されるグリーンカラーのスペシャルペイントなどを意味している。AMGパフォーマンススタジオが手がける限定車としては初のモデルとなる。
エクステリアでは、フロントマスク、ヘッドライトユニット、ドアミラー、リアスポイラー、ホイールハブキャップなどにスペシャルペイントが施され、フロントバンパーとサイドにはデカールを装着し、スポイラー類などはハイグロスブラックでペイントしている。
インテリアもグリーンカラーを採用。エアコンのエアアウトレットをグリーンに塗装し、ステアリングホイール、ドアパネル、アームレスト、フロアマットのステッチなどをグリーンにしている。さらに、AMGアファルターバッハエンブレムのエンボス加工を施したAMG E-SELECTレバーやAMGロゴ入りのドアロックピンといった特別装備も施されている。
そのほかのスペックはベース車と共通。直列4気筒直噴ターボエンジンが発生する360PSという最高出力はクラス最大のパフォーマンスとしている。
プレスカンファレンスでは、メルセデス・ベンツ日本 代表取締役社長兼CEOの上野金太郎氏が「年の始めに、満を持して東京オートサロンに初出展することにした。来場される熱心なクルマファンのために、メルセデス・ベンツのラインアップを間近でご覧いただき、楽しんでいただければと思います」とあいさつした。
メルセデスAMG社からは、AMGパフォーマンススタジオ&ダイレクトセールス統括のオリバー・クルツ氏が車両解説のために参加。メルセデス・ベンツ日本 代表取締役副社長のマーク・ボデルケ氏と共に、AMGパフォーマンススタジオが果たしている役割やA45 AMG 4MATIC PETRONAS Green Editionの詳しい説明などを行った。
この日に発表されたA45 AMG 4MATIC PETRONAS Green Editionを含め、ブース内に展示されたクルマは合計17台。AMGモデルが9台、そのほかのメルセデス・ベンツ車が6台で、スマートのモデルも2台用意されている。
また、A45 AMG 4MATIC PETRONAS Green Editionを発表する舞台として使用した大型トラックは、同じグループ企業でもある三菱ふそうトラック・バスの「スーパーグレート ブラックダイヤモンドエディション」。インテリアに革張り内装を設定するなど、今回のオートサロンでの展示用に特別に作られたトラックであるという。