ジュネーブショー 2017

【ジュネーブショー 2017】レクサス、“マルチステージハイブリッド”採用の「LS500h」世界初公開

V型6気筒3.5リッターハイブリッドのシステム最高出力は264kW

2017年3月7日(現地時間)

LS500のハイブリッドモデル「LS500h」を公開

 レクサス(トヨタ自動車)は、フラグシップセダン「LS500」のハイブリッドモデル「LS500h」を「2017年ジュネーブモーターショー」(3月7日~19日開催)において世界初公開した。

LS500h reveal film
「LS500h」のアンベール
マルチステージハイブリッドシステム採用の「LS500h」

 LS500hは、1月のデトロイトモーターショー 2017で発表したLS500のハイブリッドモデル。最高出力220kW、最大トルク350Nmを発生するV型6気筒 3.5リッター「2GR-FXS」エンジンを搭載し、走行用モーターに自動変速機構を組み合わせたマルチステージハイブリッドシステムを採用。システム全体で最高出力264kWを実現する。

 ボディサイズは5235×1900×1450mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは3125mm。タイヤ&ホイールは19または20インチを採用。新開発「GA-Lプラットフォーム」により実現したクーペシルエット、日本の匠の技を見どころとした繊細で個性的なインテリアを特徴とし、自動操舵で衝突回避支援するプリクラッシュセーフティを世界で初採用するなど、最先端の予防安全パッケージを装備した。

新開発GA-Lプラットフォームを採用するLS500hのボディサイズは5235×1900×1450mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは3125mm。エクステリアデザインではクーペシルエットを追求し、フロントからリアまで抜けるシャープな基本立体から、フェンダーがダイナミックに突き出す構成とした
インテリアでは、折り紙にヒントを得て匠の手作業でL字形の独特なプリーツ上の折り目をつけたドアトリムや、切子細工をモチーフに強化ガラスに加工を施したドアトリムオーナメントなど、日本の伝統技術と最新の生産技術が融合した独創的な空間を創出
後席は、人を包み込む連続性のある空間を目指し、ドアトリムやシートバックがシームレスにつながる構成とした。シートにはタッチパネルでヒーターやリフレッシュ機能を設定できるオットマン付きパワーシートを採用する
LS500h
LS500h
LS500h
LS500h
LS500h
LS500h
マルチステージハイブリッドシステムなどの採用技術
デザインスケッチ
LS500hのインテリア
TAKUMI CRAFTSMANSHIP

編集部:椿山和雄