東京モーターショー2017
【東京モーターショー2017】レクサス、自動運転の実用化を見据えたコンセプトカー「LS+ Concept」
自動車専用道路で自動走行できる技術「Highway Teammate」採用
2017年10月25日 13:53
- 2017年10月25日 開幕
- 2017年10月27日 プレビューデー
- 2017年10月28日~11月5日 一般公開日
レクサス(トヨタ自動車)は10月25日、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催されている第45回東京モーターショー2017で、実用化を見据えた自動運転技術を提案するコンセプトカー「LS+ Concept」を世界初公開した。
このコンセプトカーは、フラグシップセダン「LS」の将来像を示唆するモデル。先進的で威厳のあるデザイン、2020年の実用化を見据えた自動運転技術の搭載など、レクサスの先見性を象徴するモデルとして開発された。
デザインは、レクサス独自のデザインフィロソフィー「L-finesse」に基づき次世代デザインの方向性を示すとともに、フラグシップとしての威厳ある表情を創出。大型グリルシャッターにより冷却性能と空力性能を両立させたスピンドルグリルのほか、一部の光源にレーザーを用いた灯火類や電子アウターミラーなどを用いることで、レクサスならではの先見性も表現している。
また、2020年の実用化を見据えて、自動車専用道路の入口ランプウェイから出口ランプウェイまで自動走行できる自動運転技術「Highway Teammate」を採用。実際の交通状況に応じて車載システムが適切に認知・判断・操作することにより、自動車専用道路での合流、レーンチェンジ、車線・車間維持、分流などを実現した。
さらに、クルマとデータセンターを通信でつなぎソフトウェアを更新することで機能の追加を図るほか、道路や周辺データなどのビックデータを用いて学習させたAI(人工知能)により、高性能な自動運転を実現。ともに成長する新しい時代の愛車像を提案する。