東京モーターショー2017
【東京モーターショー2017】ダイハツ、5台のコンセプトカーと3台の参考出品車を公開
ハイゼット カーゴにスマートアシストIIIを搭載し、商用車にも本格的に展開
2017年10月25日 14:17
- 2017年10月25日開催
ダイハツ工業は「第45回東京モーターショー2017」の自社ブース(西1ホールWP02)にてプレスブリーフィングを行なった。
登壇したダイハツ工業 取締役社長の奥平総一郎氏は「ダイハツは今年で創立110周年を迎え、これを機に新しいグループスローガン『Light you up~らしく、ともに、軽やかに~』を策定いたしました。お客様ひとりひとりを照らし、輝いたライフスタイルと軽やかな気持ちを届けたいということを込めたスローガンであります。今後はこのスローガンをもとに、ダイハツブランドを進化させて参ります」と冒頭の挨拶を行なった。
続いて「創業以来ダイハツは小さなクルマにこだわり、お客様の暮らしに寄り添った良品廉価なクルマづくりを行なってまいりました。現在、スモールカーは地方にお住まいの方や、女性、シニアのお客様を中心に日常生活になくてはならないモビリティとしてご愛用をいただいています。また、おかげさまでダイハツは11年連続で軽自動車シェア1位を獲得し、軽の技術を生かしたコンパクトカーはインドネシア、マレーシアでも活躍しています。今後も軽を核としたダイハツならではの“小から大のクルマづくり”、すなわちDNGA、ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャを実現し、さらに良品廉価を磨き上げることでお客様に軽やかに輝いた暮らしをお届けいたします」
「DNGAの開発には、昨今注目が高まっているEVや自動運転などの先進技術も含まれております。このキーワードは“先進技術をみんなのものに”です。ダイハツが軽で初めて実現した衝突回避システム“スマートアシスト”のように、お客様の暮らしに役立つ先進技術をお求めやすい価格でご提供すること、そして安全、環境などさまざまな分野でつながり合うことが私たちの使命です。とくに安全の分野ではスマートアシストをさらに進化させ、すべてのお客様が自由に安心して移動できるアシスト機能を目指してまいります」
「まずは今すぐできることとして、年内にも軽商用車のハイゼットカーゴにスマートアシストIIIを搭載し、商用車にも本格的にスマアシを展開してまいります。環境分野ではパワートレーンの電動化は今後必要不可欠な技術であり、我々もEV、ハイブリッド車の開発に取り組んでおります。ダイハツの得意とするパッケージ技術を生かすことで、どなたにも手が届きやすいEV、ハイブリッドを提供したいと思います」と語った。
コンセプトカーについては「DNGAを実現した後のダイハツラインアップをイメージしていただける、軽からコンパクトカーまでのさまざまなバリエーションといたしました」と語った。