東京モーターショー2017
【東京モーターショー2017】今年フルモデルチェンジした「プロフィア」「レンジャー」やEVバス「ポンチョEV」を展示する日野ブース
2017年10月28日 18:44
- 2017年10月25日 開幕
- 2017年10月27日 プレビューデー
- 2017年10月28日~11月5日 一般公開日
10月25日、東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で「第45回東京モーターショー2017」が開幕した。27日はプレビューデー、28日~11月5日は一般公開日となる。
日野自動車は「もっと、はたらくトラック・バス」をテーマに掲げ、東1ホール EC01にある日野自動車ブースにて今年フルモデルチェンジした大型トラック「プロファイア」、中型トラック「レンジャー」をはじめとする5台の車両と2基の新型エンジンを出展した。
開幕日に行なわれたプレスカンファレンスに登壇した代表取締役社長 最高経営責任者 下義生氏は、「純国産トラックが誕生して100年、これまでの大いなる技術革新により世のなかが大変便利になった半面、昨今さまざまな問題も浮き彫りになっている。そんな時代に私たちができることはトラック・バスがもっと世の中に役に立つ存在にしていくこと」と語り、さらなる効率と安全の向上を目指し、人々の生活を支えもっと役に立ちたいとの日野の思い、掲げたテーマの意味を説明した。
日野自動車は東京モーターショー開幕前日の24日に、新車から排出されるCO2を2013年度比で90%削減し、工場でのCO2排出ゼロなどに取り組む「日野環境チャレンジ2050」を宣言するなど、以前より自動車業界が抱える地球温暖化防止に向けたCO2削減などに取り組んできたが、eコマースの拡大による深刻なドライバー不足など環境問題以外にも物流・輸送の業界には解決しなければならない新たな問題も山積しているという。日野自動車はトラック・バスのリーディングカンパニーとしての使命と誇りを持ってこれからも「人に優しく効率的な物流」や「誰もがスムーズに移動できる社会」を目指し、一層の熱意を持って挑戦していきたいと下氏は語った。