日野、「人とくるまのテクノロジー展 2018」でFF方式の小型EV商用車プラットフォームを出展

FF方式の小型EV商用車 プラットフォーム 原寸モデル

　日野自動車は、5月23日～25日にパシフィコ横浜（神奈川県横浜市）で開催される自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展 2018 横浜」で、小型EV商用車プラットフォームの原寸モデルを出展する。

　出展される小型EV商用車 プラットフォーム 原寸モデルは、駆動方式にFF（前輪駆動）を採用するとともに、バッテリーを床下に収納した超低床レイアウトを実現するコンパクトなパワートレーンという。

　このほかにも会場では、「プロフィア」に搭載している「A09C」型ディーゼルエンジン、大中型トラックに使用されているLEDヘッドライトなど、最新の安全・環境技術、先進技術、トータルサポートに関する技術開発の取り組みを紹介する。

展示内容（横浜、名古屋共通）

・小型EV商用車 プラットフォーム 原寸モデル：コンパクトなパワートレーンによるFF（前輪駆動）方式と、バッテリーを床下に収納したことにより超低床レイアウトを実現。

・「A09C」型ディーゼルエンジン：「日野プロフィア」に搭載されている日野の最新エンジン。9.0リッターと小排気量でありながら十分な高出力・高トルクを発揮する2段過給ターボ、燃費向上に貢献するディンプルライナーなどを搭載。

・最新安全装備：ドライバーの疲労軽減に貢献する技術として大中型トラックに使用されているLEDヘッドライトや運転席のモデル、高機能シートを実物で体感できるコーナーに加え、日野の安全への考え方「トータルセーフティ」のパネル展示や、最新トラックの安全装備を映像で紹介。

・そのほか：「日野レンジャー」に搭載している排出ガス後処理装置「HC-SCR」の展示や、トータルサポートの取り組み紹介として、4月20日にサービスを開始した「HINO CONNECT」をパネルで紹介。

　なお、同社は7月11日～13日にポートメッセなごやにて開催される「自動車技術展・人とくるまのテクノロジー展 2018 名古屋」にも出展する。

「A09C」型ディーゼルエンジン