人とくるまのテクノロジー展 2019
三菱自動車、電動車両やV2H機器などをパッケージ化した「電動DRIVE HOUSE」を2019年内展開開始
次世代店舗「電動 DRIVE STATION」での提案を想定
2019年5月22日 17:01
- 2019年5月22日~24日 開催
- 入場無料
自動車技術会が主催する自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2019 横浜」が5月22日、神奈川県のパシフィコ横浜・展示ホールで開幕した。会期は5月24日まで。登録が必要だが入場は無料。
三菱自動車工業のブースでは、バッテリー容量を15%増やしてEV航続距離を60.8kmから65.0km(JC08モード)に伸長した2019年モデルの「アウトランダーPHEV」のシャシーモデルを展示しているが、注目はV2H(Vehicle to Home)を中心とした家庭用システムをユーザーに提案する新サービス「電動DRIVE HOUSE」。
電動DRIVE HOUSEは、電動車両の購入と合わせて太陽光発電機器やV2H機器などで構成するシステムをパッケージ化(個別注文も可能)して、設置工事やアフターメンテナンスなども含めてユーザーに案内するサービスの総称。正規ディーラー、特に同社が展開を推し進めている次世代店舗「電動 DRIVE STATION」での提案を想定しており、販売、設置工事、アフターメンテナンスは協業先による対応の予定。
これにより、例えばアウトランダーPHEVを購入する際に太陽光発電機器やV2H機器などの注文を同時に行なうことが可能になり、従来のようなクルマはディーラーで、太陽光発電機器はハウスメーカーで、といった具合に別々に注文する必要がなくなるメリットがある。
電動DRIVE HOUSEは2019年内にサービスを展開する予定とのこと。