イベントレポート
豊田章男会長、日米友好のNASCAR招致を発表した後、ラリージャパンのプロモーションで「GRヤリス ラリー2」をモリゾウ選手としてデモラン
勝田照夫さんを乗せてデモ
2025年11月1日 16:59
10月29日、ジャパンモビリティショープレスデー初日にトヨタ自動車 代表取締役会長としてプレゼンテーションを行なった豊田章男氏は、10月30日に瑶子女王と片山自工会会長をエスコート(30日午前中には、豊田佐吉翁の顕彰祭に豊田家代表として参加)。11月1日には、日本自動車会議所 会長として「モリゾウ モータースポーツを語る」を主催。その中で、スーパー耐久未来機構理事長の立場で、モータースポーツの日米交流を図るNASCARのデモランを発表した。
これだけでも、ややワークライフバランスが心配になるが、豊田章男氏は日本自動車会議所主催会議の直後に、GRヤリス ラリー2をデモラン。ジャパンモビリティショー最初の土曜日に訪れた多くの観客を前に、迫力の走行を披露した。
このラリーカーによるデモランは、11月6日~9日に愛知県・岐阜県を舞台に開催されるWRC(世界ラリー選手権)第13戦ラリージャパンのプロモーションを兼ねてのもの。背広からレーシングスーツに早着替えし、助手席には勝田貴元選手の祖父である勝田照夫さんを乗せてドーナツターンなどを行なった。
デモランのMCからは、「来年70歳になる……」として紹介されていたモリゾウさん。思い起こせば、先週の土日にはスーパー耐久岡山でミッドシップ4WD「GRヤリスMコンセプト」のステアリングを握り、明けて平日には米国大統領とのビジネスミーティングに参加。29日は……、といった状況で忙しすぎるのは間違いない。
それでありながら、今週のSUPER GT、来週のラリージャパン、その次の週のスーパー耐久、さらに次の週のスーパーフォーミュラまでも観客に印象づけていた。
どれだけタフなのだろうか……。
ジャパンモビリティショー 2025 記事リンク集
https://car.watch.impress.co.jp/category/event/jms/2025/index.html






