イベントレポート 東京オートサロン 2020

今シーズンからトヨタに加入したセバスチャン・オジエ選手が「ヤリスWRC」で走った!

1月11日~12日も各日13時から屋外イベント会場で走行

2020年1月10日~12日 開催

入場料:特別入場券3500円、大人一般入場券2500円、中・高校生一般入場券1800円(全日とも保護者同伴に限り小学生以下無料)

野外イベント広場でデモランを披露するヤリスWRC

 幕張メッセ(千葉市美浜区)で開幕した「東京オートサロン 2020」(1月10日~12日)。開催初日の1月10日、屋外イベント会場で15時から「Rally JAPAN」の走行観戦イベントが行なわれた。

 その名の通り、今年の11月に10年ぶりに日本で開催されるWRC(FIA世界ラリー選手権)「Rally JAPAN」にちなんだもので、走行したマシンは現在WRCに参戦中のヤリスWRC。ステアリングを握ったのは、なんと6度もの世界王者に輝き、今シーズンよりTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamに加入したセバスチャン・オジエ選手。コ・ドライバーのジュリアン・イングラシア選手とともに、ファンの前で激しくも華麗な走りを披露した。

会場に集まった多くのファンの目に現れたヤリスWRCから現れたのは、なんと今シーズンよりTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamに加入したセバスチャン・オジエ選手とコ・ドライバーのジュリアン・イングラシア選手
セバスチャン・オジエ選手
ジュリアン・イングラシア選手
ファンの前で楽しそうな2人
野外イベント広場を縦横無尽に走るヤリスWRC
スピードもタイヤスモークの量も世界レベル!
リアウィンドウには今シーズンを戦う3名のドライバーの名前が
観客に手を振るセバスチャン・オジエ選手

 また、抽選で選ばれた2名の観客がオジエ選手の助手席で同乗体験をし、世界の頂点で戦うトップドライバーが操る世界最高峰のWRCマシンの走りを堪能した。なお、この走行プログラムは土曜日、日曜日ともに13時から行なわれる。

抽選で選ばれた観客を乗せて走るヤリスWRC
同乗走行中でもその激しさは変わらない
貴重な経験をした運のいい観客

 なお、今シーズンのWRCは2週間後の1月23日より開催されるラリー・モンテカルロで開幕する。

高橋 学

1966年 北海道生まれ。下積み時代は毎日毎日スタジオにこもり商品撮影のカメラアシスタントとして過ごすも、独立後はなぜか太陽の下で軽自動車からレーシングカーまでさまざまな自動車の撮影三昧。下町の裏路地からサーキット、はたまたジャングルまでいろいろなシーンで活躍する自動車の魅力的な姿を沢山の皆様にお届けできればうれしいです。 日本レース写真家協会(JRPA)会員