イベントレポート 東京オートサロン 2022

ソフト99、コーティングサービス「G'ZOX」で新たに開始する室内向け製品「コンフォートガード」

2022年1月14日~16日 開催

ソフト99コーポレーションでは「G'ZOX」の展示を行なった

 千葉県千葉市にある幕張メッセで開幕したカスタムカーショー「東京オートサロン2022」(1月14日~16日開催)。ソフト99コーポレーションのブースでは、同社のコーティングサービス「G'ZOX」の新展開としてインテリアのコーティング「コンフォートガード(Comfort Guard)」を展示した。消臭、抗菌、抗ウイルスといった機能のある光触媒コーティングと、シートの防汚効果のあるシートコーティングを2022年春から開始する。

今回展示したインテリアのコーティング「Comfort Guard(コンフォートガード)」の製品。プロが施工するサービスのため、展示された小さい容量の液体などはユーザー向けの補修キット

「G'ZOX」はソフト99コーポレーションのコーティングブランドで、プロが施工するアイテムとして15年ほど展開してきた。これまではボディ外観の艶出しといったエクステリアのコーティングを手掛けてきたが、新たにインテリアのコーティングを開始する。

 ルーフやフロアのコーティングとしては、透明性が高く高強度の光触媒コーティングを施工、消臭、抗菌、抗ウイルス効果をもち、室内の清潔と快適性を向上させる。光触媒コーティングといえば十分な太陽光が降り注ぐことが必須と思われがちだが、同社のコーティングではわずかに差し込む太陽光でも効果を発揮、蛍光灯でも光触媒反応を実現するという。

インテリアのコーティングを訴求するため、オープンボディのクルマを用意したが、光触媒コーティングはオープンカーでなく、わずかの光の差し込みでも光触媒効果があるという

「シートコーティング」はレザーシート、布シートともにどちらも用意、レザーシートでは汚れの固着や浸透を防ぐ、例えばレザーシートではジーンズを履いて乗車した場合の色移りも気になるところだが、このコーティングを施すことで、色移りも浸透せず水拭きで落とすことができるという。

 また、布シート用のコーティングでは汗や飲み物、食べこぼしの汚れが繊維に浸透することを防ぐ機能がある。それにより、雑菌や悪臭の発生を防止するという。

 ブースではこのほか、従来から実施しているプロが施工するボディーコートなどを展示している。撥水と艶の両方を極めたという「ハイモース コート」。ガラスコートで強力な撥水性と耐久を備えながら艶を実現した「リアルガラスコート」、ソフト99の商品ではユーザーが塗布する「ガラコ」が有名だが、プロが施工するさらに上の性能を持つウインドウガラス撥水システム「プライムビュー」が並ぶ。

エクステリアのコーティング
ウインドウガラスのコーティングの「プライムビュー」や、そのほかのコーティング

 なお、ブースではインテリアのコーティングの訴求としてオープンボディのクルマを用意、室内をきれいに保てる点をアピールしていた。

コーティングの展示では艶を訴求するため濃色のクルマを用意することが多いが、今回は防汚効果の訴求もあって白を表現した
正田拓也