イベントレポート 東京オートサロン 2026
いすゞA&S、キャンピングカー専用シャシ「Be-cam」新車型の初公開など冒険仕様のカスタマイズモデル3台を展示
エルフとエルフミオ、キャンピングカーシャシを活用したトラックの使い方を提案
2026年1月10日 09:49
- 2026年1月9日〜11日 開催
いすゞA&Sは、2026年1月9日から11日まで幕張メッセで開催される「東京オートサロン2026」に出展、キャンピングカー専用シャシ「Be-cam」の新車型を使ったキャンピングカーを初公開するなど、エルフ、エルフミオを使ったコンセプトカーの計3台を展示した。
初日1月9日に行なわれたプレスカンファレンスでは、3台について、いすゞA&Sといすゞの担当者からコンセプトなど説明が行なわれた。
ライフスタイルを運ぶ「ELF MULTI UTILITY VEHICLE」
まず、いすゞA&Sの可知雅博氏が紹介したのが「ELF MULTI UTILITY VEHICLE」。略してMUVと呼んでおり、日本フルハーフとの協業により、小型トラックのエルフにウィングバーを架装し、庫内空間の可能性を広げるクルマにしたもの。
ウイングを開くと、中にはダウンヒルバイクのガレージをイメージしたものが登場。木目調の内装で荷物の固定や棚やフックの据え付けも可能な多目的仕様。ビジネスだけでなく多様な趣味やレジャーでの活用を想定したものとなる。可知氏は「バイクを運ぶだけでなく、ガレージそのものを運ぶという新しい提案」と述べた。
仕事も遊びも妥協しない「ELFmio CROSS STYLE CONCEPT」
続いて「ELFmio CROSS STYLE CONCEPT」は、現在の普通自動車免許で運転できる小型トラック「エルフミオ」をベースにしたもので、軽トラックのカスタムパーツを出しているハードカーゴと協業したワークキャリアの提案を行なっている。
2025年にもハードカーゴと協業したトラックを出展しているが、2026年では荷台のキャリアが可動して、長尺物の積載ができるほか、天地方向に高さのある荷物を積載することもできる。可知氏は「画期的なアイテム」としており、トラックならではの積載性を生かしたスペースの有効活用ができるアイテムと評価している。
なお、ハードカーゴとの共同企画による小型トラック向けのワークキャリアは、純正アクセサリーとしての取り扱いを開始している。
Be-camにワイドでロングな車型を追加して登場した「GeoRoam」
キャンピングカーについてはいすゞ自動車の大塚将人氏が説明。キャンピングカー専用シャシのフラッグシップモデルBe-camに、新しいワイドでロングの車型を追加した。今回展示のクルマは日本特種ボディーが新車型を最大限活用できる架装として開発した「GeoRoam」で、1月9日から日本特種ボディーが発売するクルマ。
大塚氏は新車型について「ワイドキャブとロングホイールベースを組み合わせることで、大きなキャンピングカー架装を可能とする車両のサイズや許容重量を実現した」と説明、走行性能についても「センターデフ式のフルタイム4WDを標準搭載し、非舗装路もしくは積雪路での走行安定性を実現することができた」とシャシの特徴を紹介した。
また、Be-camの開発背景として「私たちがBe-camを市場投入したのは、これまでキャンピングカーの大きいものやハイエンドのものは、一般的にバスベースのものであったり、特に輸入車の商用バンが多かった」と現状を説明、Be-camと、さらに小型のエルフミオがベースの「Travio」を投入することでキャブコン市場を広げる狙いがあると説明した。


























