ニュース

アウディ、1835万円のレース専用車「Audi RS 3 LMS」受注開始

2017年のスーパー耐久シリーズのTCR規定に準拠予定

2016年12月1日 受注開始

1835万円

 アウディジャパンは、「RS 3」セダンをベースにしたレース車両「Audi RS 3 LMS」を、アドバンスステップを通じて12月1日より受注開始する。価格は1835万円。

 Audi RS 3 LMSは、2015年からFIA(国際自動車連盟)公認シリーズとして欧州などを中心にスタートしたツーリングカー選手権「TCRシリーズ」に向けて、Audi Sportが開発を手がけたもの。

 日本に導入される「Audi RS 3 LMS TCR SEQ」は、ボディサイズが4258×1950×1340mm(全長×全幅×全高)と「TCRシリーズ」のレギュレーションに準拠。安全面では大型ロールケージをはじめ、FIA準拠の安全燃料タンクやシート、セーフティーネットを備えた。

 性能面では、最高出力330PS、最大トルク410Nmを発生する直列4気筒 2.0リッターターボエンジンを搭載。駆動方式は2WD(FF)で、機械式ディファレンシャルギアと6速シーケンシャルギアボックスを組み合わせる。車両重量は1160kgまで軽量化され、0-100km/h加速は4.5秒。

 日本国内では2017年シーズンのスーパー耐久シリーズにおいて、TCR規定で走行するカテゴリーを新設する方向で調整を進めているとしている。

Audi RS 3 LMS TCR SEQ