ニュース

スバル SUV+ミシュラン スタッドレス「X-ICE XI3」の走破力を楽しめた「ゲレンデタクシー2017」

スキー場のゲレンデをクルマで走る非日常体験

2017年2月4日~5日 開催

ずらりと並んだタクシー車。スバル SUVとミシュランのスタッドレスタイヤ「MICHELIN X-ICE XI3」で、スキーヤー、ボーダーをサポート

 スバル車に同乗してゲレンデを走行できる雪道走破力体感イベント「ゲレンデタクシー2017」が2月4日~5日の日程で開催された。会場は長野県のエコーバレースキー場。

 2014年から毎年開催されているイベントで今回で4回目。Car Watchでは初回から取材しており、初回の模様は関連記事「菅平高原パインビークスキー場で、スバルのゲレンデタクシーに乗ってみた」を参照していただきたいが、このゲレンデタクシーイベントは毎年続けて開催した効果か、2017年の4回目は大人気となっていた。

 第4回目のゲレンデタクシーとして用意されたのは、「レガシィ アウトバック」「フォレスター」「XVハイブリッド」のスバルSUV 3車。ゲレンデタクシーの運賃は無料で、希望者はSNSにおいて「#ゲレンデタクシー」のハッシュタグを付けた投稿をすることで乗ることができる。参加者はプロドライバーの運転するスバル車にスキーやスノボを搭載して乗車する。

 リフトの代わりにスバルの車に同乗してスキーを楽しもうという企画だが、頂上まで登るだけでなくそのまま乗車して降りてくることも可能。そのためリフトというよりは、普段はなかなか味わえない、「クルマでゲレンデを走る」アトラクションとして楽しむ参加者も多かった。なお、4日の午前中の時点で参加者は407人。午後も14時からの開始直後の時点で150人以上が並んでいるという盛況ぶりだった。

会場となったエコーバレースキー場
タクシーとして用意されたXVハイブリッド、レガシィ アウトバック、フォレスター
XVハイブリッド
レガシィ アウトバック
フォレスター
実際にコースを走行したのはこの5両
午後の会が始まった直後の写真。約150名以上の列ができるほどの人気となっていた

 ゲレンデタクシー2017の走行車両が装着しているタイヤは、ミシュランのスタッドレスタイヤ「MICHELIN X-ICE XI3(エックスアイス エックスアイスリー)」。今シーズンのミシュランスタッドレスカタログでは「トレッドパターンが持続する。アイスブレーキも持続する。」とロングライフ性能を訴求しており、前世代となる「X-ICE XI2」からはアイスブレーキ性能を9%引き上げ、新トレッドパターンでブロックするも15%増。これにより、雪道の推進力となる雪柱剪断効果をより発揮するようになっている。ゲレンデタクシーでは、この雪道での能力を体感できることになる。

 ちなみにミシュランはゲレンデタクシーの第1回目からスタッドレスタイヤを供給していたが、今回初めてミシュランブースを出店。このミシュランブースでは、暖かいコーンポタージュを振る舞っていたほか、アンケートに答えるとミシュランマンのキーホルダーがもらえるプレゼントイベントを実施していた。

ゲレンデタクシーの装着タイヤはミシュランのスタッドレスタイヤ「MICHELIN X-ICE XI3」
ゲレンデタクシー2017にタイヤを供給しているミシュランは、ブースを初出店。暖かいコーンポタージュを来場者に振る舞っていた
「X-ICE XI3」の展示も実施。ここでトレッドパターンなどを確認できる
アンケートに答えるともらえるキーホルダー
ミシュランマンのミニ人形が飾られていたので、キーホルダーとともに記念写真
ゲレンデタクシーの受付付近に展示されていた自転車。通常の自転車と異なり後輪の駆動力を前輪にも伝達させることができる両輪駆動(2WD)自転車だ。日本唯一の両輪駆動自転車メーカー「DOUBLE」の製品で、スバルとコラボをしたモデルが販売されていたが現時点では完売となっている
ゲレンデタクシーとして爆走する「レガシィ アウトバック」
こちらは「フォレスター」
こちらはコントロール能力が試される下りのシーン。安定してゲレンデを駆け下りていた

 当日は昼休みに報道向けの試乗時間も用意されていたので筆者も体験させていただいた。筆者が乗ったのはブルーに彩られたXVハイブリッド。車両が走行可能なゲレンデは圧雪路面となっていたが、それでもアスファルトの路面とは全く異なるオフロード感たっぷりのワイルドな走り。

 筆者を乗せたXVハイブリッドは荒い斜面をものともせずグイグイと登って行った。スキーをしにきたわけではないので、そのまま下りも体験。登りとは異なり今度は斜面を見下ろしつつ、遠くに連なる山々を眺めながらの走行も格別だった。

ゲレンデタクシー仕様のXVハイブリッド
走行中のXVハイブリッド
車内からの眺め。下りの光景はなかなか雄大
ドライビングテクニックも身近で眺められる
プロドライバーのドライブでスバル SUVの走破力を体感できる

 ほんの数分の体験とはいえゲレンデを車で走るという貴重な体験ができるゲレンデタクシー。次回は2月18日~19日に東海地方初となる岐阜県 高鷲スノーパークでの開催が予定されている。