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ジャガー・ランドローバー、新ブランドアンバサダーにプロゴルファー3選手が就任
上田桃子選手と木戸愛選手に「F-PACE」、藤田寛之選手に「レンジローバー」提供
2017年4月3日 20:13
- 2017年4月3日 発表
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは4月3日、ジャガーブランドの新アンバサダーにプロゴルファーの上田桃子選手と木戸愛選手、ランドローバーブランドの新アンバサダーにプロゴルファーの藤田寛之選手を起用すると発表。同日に神奈川県横浜市のジャガー・ランドローバー横浜で記者発表会を行ない、上田選手と木戸選手に提供される「F-PACE S」、藤田選手に提供される「レンジローバー AUTOBIOGRAPHY LONG WHEELBASE」のビッグキー贈呈セレモニーを実施した。
「新しいアンバサダーの3人には走りに加えて豪華さやプレミアムネスについてもエンジョイしてもらいたい」とマグナス・ハンソン社長
発表会の冒頭で挨拶を行なったジャガー・ランドローバー・ジャパン 代表取締役社長のマグナス・ハンソン氏は、「今日はプロゴルフプレーヤーである新しい3人のアンバサダーを発表できる私たちにとって素晴らしい日となります。ジャガー・ランドローバーは1つの会社ですが、2つの象徴的なプレミアムブランドを擁する会社です。ジャガーは目の覚めるようなスリムなデザインを特徴として、性能、豪華さ、洗練度などを併せ持つ伝説的なスポーツカーブランドです。ランドローバーは世界で唯一となるプレミアムSUV専門ブランドとなります。革新的で力強いデザイン、洗練された上質さ、そしてどこへでも走って行ける走破性を併せ持っており、他の追随を許さないブランドとなっています」とジャガー・ランドローバーについて説明。
また、「この2つのブランドは昨年にめざましい成長ぶりを発揮し、とくに『F-PACE』は新しいお客さまを呼び込んで、私たちのビジネスを強化してくれました。そして2017年もよりエキサイティングな年になります。新型車となる『ディスカバリー』に加え、“4つ目のレンジローバー”となる『レンジローバー ヴェラール』もやってきます」と語り、3月1日に世界初公開した新型モデルのレンジローバー ヴェラールについて触れた。
新しいアンバサダーについては、「ジャガー・ランドローバーはゴルフに関する活動を長年に渡り続けており、30年以上に渡ってオーナーのみなさんの向けたゴルフトーナメントを開催しているほか、ここ数年では複数のプロゴルフトーナメントで副賞として車両を提供。さらに宮里美香選手には2016年1月からランドローバーのアンバサダーとして活躍してもらっています。本日発表の3人の新しいアンバサダーのみなさんには、クルマそのものを楽しんでもらうことに加え、安全や快適性を満喫してもらい、豪華さやプレミアムネスといった点についてもエンジョイしていただきたいと思っております」とコメントしている。
そんなハンソン氏の挨拶の最後に、新たにジャガー・ランドローバーのブランドアンバサダーに就任することになった3人のプロゴルファーが紹介され、会場に登場。ハンソン氏からジャガーとランドローバーのスマートキーを模した記念のビッグキーが贈呈された。
ビッグキーの贈呈が行なわれたあと、新たにアンバサダーに就任した3選手からの就任挨拶も行なわれた。
このなかで藤田選手は「実は私は個人的にレンジローバーが好きで、師匠の芹澤(信雄)さんから譲り受けて以来、車検を受けたりしながら15年ほどで5回新車を乗り替えているぐらいレンジローバーが大好きです。そんななかでこのようなお話しをいただいて、ウェアの襟にランドローバーのロゴを入れてツアーを戦えることになり、大好きなレンジローバーに乗って会場の方で、大暴れ、できるかどうかは分かりませんが、会場に行けるということを大変嬉しく思っています」とコメント。
また、上田選手は「私は去年まで違うメーカーだったんですけど、今年からはジャガーさんと契約させていただくことになりました。去年も大会の副賞として『F-PACE』は目にしていて、すごくかっこいいなぁと思っていて、また試乗したときにもすごく乗りやすいクルマだと思いました。私はこれまで小さなクルマに乗っていたのですが、(F-PACEは)大きなクルマなのにこんなに運転しやすいんだと感じるほど、快適にドライブを楽しめたので、今年はこのF-PACEで会場に行って、いろいろな人に宣伝できたらいいなと思っています」と語った。
最後に木戸選手は「私はクルマも運転も好きで、今回ジャガーさんと契約させていただくことになって、私はキャップ・バイザーにロゴを付けさせていただくことになります。しっかりとゴルフの方も頑張れるようにしてきたいと思います」と述べている。
発表会の後半には、3人の新ブランドアンバサダーに加え、特別ゲストとしてプロキャディの杉澤伸章氏も参加してトークセッションが実施された。
トークセッションでは間近に迫った米国で開催される「マスターズ・トーナメント」について紹介が行なわれ、藤田選手が松山英樹選手に注目していること、松山選手が少し調子を落としているが、むしろ絶好調のときよりも選手としては不安のなかで調整を続けるほうが結果につながることもあるといったエピソードなどを紹介。
また、プロゴルファーは日常的にクルマを使って長距離を移動することになるという話から、藤田選手が「ロングドライブは疲れるじゃないですか。年も取ってきたしね。気持ちは若くても身体は嘘をつけないから、腰とかが痛くなってきたりするんですよ。まぁ、だからってわけじゃないけど、レンジローバーに乗っていると腰が痛くならなくて、全然違うんですよ」とコメント。さらに藤田選手は15年にわたって乗り継いでいるレンジローバーについて「船が凪で波の立っていない水面をスーっと走って行くような、高速道路ではそんなイメージで、あれが大好きで、それを体験してから離れられないですね」と語った。
移動中の車内でしていることについては、上田選手が「クルマに乗っている時間はけっこう長いので、自分で運転しているときは私も音楽を聞いたりしていて、でも、東京だと渋滞が多いじゃないですか。寝そうになっちゃうので、窓を開けて外の空気を入れて、大声で歌っています」とのエピソードを披露した。
最後に4月14日~16日に行なわれる「KKT杯バンテリンレディスオープン」に向けた意気込みについて質問され、上田選手は「(熊本は)地元ですし、震災からちょうど1年が経ちますので、頑張りたいという気持ちはあるのですが、まずは熊本の人はゴルフが大好きですので、楽しみにしてくれている人に会いたいということ。また、本当にみんなの思い入れがある大会になると思うので優勝目指して頑張りたいと思います」と述べた。