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アウディ、450PS/600Nmの新開発2.9リッターV6ツインターボ搭載の新型「RS 5 クーペ」
価格は1257万円。ブリスターフェンダーの装着で全幅を15mm拡大
2017年6月21日 14:16
- 2017年6月21日 受注開始(発売は9月下旬を予定)
- 1257万円
アウディ ジャパンは6月21日、プレミアムスポーツクーペ「RS 5 クーペ」の受注を開始した。発売は9月下旬を予定し、価格は1257万円。ステアリング方向は左右から選択可能。
モデル | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | ステアリング位置 | 価格 |
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RS 5 クーペ | V型6気筒DOHC 2.9リッターターボ | 8速AT(8速ティプトロニック) | 4WD | 左/右 | 12,570,000円 |
新しいRS 5 クーペは「A5 クーペ」をベースに、アウディのハイエンドスポーツモデルを手がける「Audi Sport GmbH」が開発したA5シリーズのトップモデル。
エンジンは先代で採用していた4.2リッターのV型8気筒DOHC 自然吸気から、新開発の2.9リッターのV型6気筒DOHC ツインターボに変更。排気量を大幅にダウンサイジングしながら、最高出力はこれまでどおりの331kW(450PS)、最大トルクは170Nmアップの600Nmを発生する。
このエンジンに、8速ATの「8速ティプトロニック」と伝統あるフルタイム4WDシステム「quattro」を組み合わせ、さらに高められたエンジンパワーを路面に確実に伝達。優れた加速性能に加え、高速走行での安定性や操縦安定性を実現する。これにより、0-100km/h加速3.9秒、最高速280km/hをマーク。その一方で独自の燃焼方式「Bサイクル」を採用して、NEDC(新欧州ドライビングサイクル)で100km走行あたり8.7L(11.5km/L)という低燃費も両立している。
このほかに走行面では、サスペンションをベースモデルの前後ウィッシュボーン式から5リンク式に変更。フロントサスペンションでは改良型の5リンク式を採用している。スポーティな走行特性と俊敏なハンドリングを手に入れつつ、快適性も大幅に向上させた。また、「DRC(ダイナミック・ライド・コントロール)」付きの「スポーツサスペンションプラス」、走行状況に合わせて車両特性を調整できる「アウディドライブセレクト」も標準装備している。
これに加え、モータースポーツシーンで活躍してアウディの名を高めたスポーツクーペ「quattro」をイメージしたという大型のブリスターフェンダーを採用して、ベースモデルから全幅を15mm拡大している。
車両の外観では「quattroロゴ」を備える専用シングルフレームグリルや大型エアインレット、専用デザインとなる前後バンパーやリアディフューザーを装着して「RSモデル」らしいスポーティさを強調。また、標準装備している「マトリクスLEDヘッドライト」にはカラーベゼルを設定してほかのグレードと差別化した。
インテリアではスポーティさやエレガントさを表現するため、ダイヤモンドステッチングを施すファインナッパレザーの「Sスポーツシート」を装備し、アルミニウムレースアンスラサイトのデコラティブパネルをレイアウト。先進安全技術である「アウディプレセンスシティ(歩行者検知機能付自動ブレーキ)」なども搭載している。