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トムスのスポーツ系カスタマイズパーツを装着した「C-HR」「プリウス」
C-HRはスポーティさ向上を狙い、人気の30系プリウスは新パーツを追加
2017年7月17日 00:00
トヨタ自動車の新型SUV「ハリアー」の発売に合わせてトヨタモデリスタインターナショナル、TRD(トヨタテクノクラフト)から新型ハリアー用のカスタマイズパーツが発売されている。
そのプロモーションとしてモデリスタとTRD、それにTOM'S(トムス)を加えたトヨタ系のカスタマイズメーカー3社が合同で新型ハリアーを中心とした撮影会を開催。Car Watchでは上記3社の展示車を全車紹介していく。
先に公開された記事ではモデリスタとTRDを掲載したが、今回はトムスが用意した「C-HR」「プリウス」を取り上げる。
国内の主要レースにおける有力チームであり、スポーツ系カスタマイズパーツを企画販売するトムスが手がけたのが「TOM'S X795 C-HR」というカスタマイズモデル。外観はエアロパーツが目立つが、サスペンションキットやボディ補強パーツも装着していて、エンジン関係はスロットルコントローラーも付いているので走りのよさも楽しめる仕上がりになっている。ただし、今回は車両撮影がメインの取材なので、走行インプレッションは行なっていない。
TOM'S X795 C-HRの開発にあたっての話を、トムスの自動車用品事業部 課長の高橋勉氏に伺ってみた。高橋氏いわく「C-HRは50系プリウスのプラットフォームを共用しているので、クルマ自体がしっかりしています。それだけに走りのよさも楽しめるクルマです。でも、車高が高いのとそれに伴ってロールも大きめでなので、スポーティに走ろうと思うとそこが気になるところです。前出のようにボディは大変いいので、それを走りにも生かすことを意識して作っています。もちろん、ストリートでの快適さは残したうえでの話です」。
「それに加えてエンジンまわりも改良を加えています。デモカーはハイブリッドモデルなので、手を入れたのは電子制御スロットルのアクセル操作に対する開閉特性の変更です。万人向けに設定しているノーマルのスロットル特性を、レスポンス向上の方向へ変更させます。たったこれだけでも走りは変わってきて、サスキットやボディ補強と合わせると、例えばポルシェのマカンなどのようなスポーティSUVにアップグレードできるのではないでしょうか」とのことだ。
まだまだ人気の30系プリウスに向けた新カスタマイズパーツ。レクサスIS F風の4本出しテールマフラーとLEDテールが追加
トムスからはもう1台、プリウス(ZVW30系)のデモカーも持ち込まれていたが、こちらには「LEDテールランプ」(税別4万5000円。8月発売予定)と「エキゾーストシステム・トムスバレル・オフセット4テール」(税別11万5000円)、それに「オフセット4テール専用リアアンダースポイラー」(塗装済み税別5万5000円・素地税別4万5000円)といった3つの新アイテムが装着されている。