三菱自動車、2018年春発売の新型SUV「エクリプス クロス」を全国5カ所の地方モーターショーに参考出品

2018年春の発売を予定する新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」（写真は海外仕様）

　三菱自動車工業は11月20日、新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」を11月から順次開催される「第20回名古屋モーターショー」「第10回大阪モーターショー」「福岡モーターショー2017」「札幌モーターショー2018」「第11回 東北モーターショー in 仙台2018」に参考出品すると発表した。

　エクリプス クロスは、日本に先駆けて欧州で販売を開始。日本では2018年春の発売を予定しており、欧州仕様車のボディサイズは4405×1805×1685mm（全長×全幅×全高）。パワートレーンについては、新開発の1.5リッター直噴ターボエンジンと専用開発の2.2リッターディーゼルターボエンジンを設定。欧州仕様ではガソリンエンジンを展開しており、トランスミッションは6速MTと8速スポーツモード付CVTを用意。2WD車に6速MTを、2WD車および4WD車にCVTを組み合わせる。

　また、名古屋、大阪、福岡、札幌の会場では東京モーターショーで公開されたコンセプトカー「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」を展示するほか、会場によって「アウトランダー」「デリカD：5」「eKカスタム」のACTIVE GEARシリーズも出品する予定。

東京モーターショー2017で世界初公開されたコンセプトカー「MITSUBISHI e-EVOLUTION CONCEPT」

　そのほか、すべてのモーターショーで実施される市販車試乗会にも出品することになっており、そのうち名古屋モーターショーではデリカD：5や「パジェロ」による「三菱自動車4WD体験試乗会」を実施。プロドライバーの運転するデモカーに同乗し、45度の急坂登坂のほか、車体が20度傾斜するキャンバー走行や、高さ約40cmの凹凸路面でのモーグル走行などにより、クリーンディーゼルの力強さ、4WDシステムの走破力を体感できるという。

地方モーターショー出品概要