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三菱自動車 益子社長、新型「エクリプス クロス」発表会で「PHEVのエクリプス クロスをできるだけ早い時期に出したい」と明言
「デリカD:5」のモデルチェンジも本年に実施
2018年3月1日 16:21
- 2018年3月1日 開催
三菱自動車工業は3月1日、新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」を発売し、東京都港区にある本社・ショールームで発表会を開催した。
この中で三菱自動車工業 取締役社長 CEOの益子修氏が登壇してプレゼンテーションを実施したほか、発表会後半の質疑応答で記者からの質問に答えた。
質疑応答では三菱自動車が進めている新中期経営計画「DRIVE FOR GROWTH」でパワートレーンの電動化に注力していることに関連し、新しく発売するエクリプス クロスでも同日に発売した直列4気筒DOHC 1.5リッター直噴ターボエンジン搭載モデルだけでなく、何らかの電動パワートレーンを搭載する予定があるのかと質問が出た。
これに対して益子氏は、「先日、私どものコアモデルについては何らかの形で電動化をしていきたいと述べており、当然このエクリプス クロスも電動化します。我々の頭の中にあるのは、PHEVのエクリプス クロスをできるだけ早い時期に出していきたいということで、これから開発に取り組んでいきたいと思っております」と回答した。
また、パワートレーンではディーゼルエンジンの投入計画についても質問され、これについては三菱自動車工業 商品戦略本部 チーフプロダクトスペシャリストの林祐一郞氏が回答。「ディーゼルは2018年度内には欧州向けに投入する計画で進めております。国内につきましても投入時期を含めまして検討中という状況です」とした。
このほか、プレゼンテーション内で益子氏は今後の商品戦略について語り「『デリカD:5』はSUVの走破性とMPVの居住性、使い勝手を融合させた他にはないユニークな存在として多くのファンの皆さまにご愛顧いただいております。デリカブランドが誕生してから50周年を迎えた本年、デリカD:5のモデルチェンジを予定しております」とコメント。4年ぶりに市場投入した新型車であるエクリプス クロスに続き、新しいデリカD:5を発売する計画であることを明らかにした。