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日産、「スカイライン GT-R(R32型)」の約80部品を復刻生産開始

ニスモから12月1日発売。「NISMO ヘリテージ」活動として「R33型」「R34型」に拡大を検討

2017年12月1日 発売

「スカイライン GT-R(R32型)」

 日産自動車とNISMO(ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル)、オーテックジャパンは11月24日、ユーザーがより長く日産のパフォーマンスカーを乗り続けられるようにサポートする活動「NISMO ヘリテージ」を開始するとともに、製造廃止になった部品を「NISMOヘリテージパーツ」として、12月1日より日本国内で発売すると発表した。

 NISMOヘリテージは、日産、ニスモ、オーテック(ニスモ・カーズ事業部)の3社とサプライヤーが共同で、製造廃止になった部品の再供給を検討し、ユーザーが日産のパフォーマンスカーを長く乗り続けられるよう、可能な範囲でサポートする活動。

 この活動の第1弾として、R32型(1989年8月~1995年1月販売)の「スカイライン GT-R」を対象に、専用部品のうち走行や車検に必要不可欠な重要部品を中心に、すでに製造廃止となっている部品について再生産、再供給の検討を実施。今回はその中からハーネス、ホース/チューブ、エンブレム、外装部品など約80部品がNISMOからNISMOヘリテージパーツとして販売され、今後はR32型のアイテム追加に加え、R33型やR34型のスカイライン GT-Rへの拡大を検討していく。

クランクプーリー
フロントバンパー
パワーステアリングホース
エンブレム

 また、部品を供給していたサプライヤーの中には継続生産が困難な会社もあり、再生産で対応できないものは代替やリプレイス、リビルト、オーバーホール、NISMOチューニングパーツでの対応を検討しているとのこと。

 なお、今回発売するNISMOヘリテージパーツは、11月26日に富士スピードウェイで開催する「NISMO FESTIVAL」の特設ブースで公開される。復刻生産される部品の詳細についてはNISMOヘリテージパーツのWebサイトを確認いただきたい。