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佐藤琢磨選手がインディ500優勝マシンで使ったタイヤも展示されるJRPA写真展「COMPETITION」開幕
入場無料。東京会場で1月18日～29日、名古屋会場で3月20日～4月1日に実施
2018年1月18日 17:20
- 2018年1月17日 開催
JRPA（日本レース写真家協会）が1月18日より開催する写真展「COMPETITION」の開幕に先駆け、開幕前日の1月17日に関係者によるオープニングパーティが行なわれた。
会場となる東京 六本木のAXIS GALLERY SYMPOSIA（東京都港区六本木5-17-1 アクシスビル地下1階）にはレース関係者、カメラメーカー、出版社などレース報道に関わる多くの業界の関係者が招かれ、JRPA会員が2017年シーズンのモータースポーツ界で“もっともフォトジェニック”な人やチームを投票で選ぶ「JRPA アワード2017」や、アマチュアフォトグラファーを対象とした「モータースポーツ写真コンテスト」の表彰式が実施された。
パーティ冒頭でJRPA 会長の小林稔氏は、日ごろからのJRPAの活動や、この写真展の開催にあたって協力を得たすべての関係者に感謝の意を述べ、2018年は4輪でのWRC（世界ラリー選手権）やル・マンにおけるトヨタの活躍、元F1ワールドチャンピオン ジェンソン・バトン選手のSUPER GT参戦、2輪では中上貴晶選手のMotoGPデビューをはじめとするさまざまな話題があるなか、次の写真展でもそんなレースでのシーンを届け、感動してもらえるよう会員一同頑張っていくことを誓った。
続いて来賓代表として、ニコン フェロー 映像事業部の後藤哲郎氏が挨拶を行ない「被写体である選手たちのCOMPETEしている（戦っている）姿、そうした被写体と対峙するフォトグラファーの姿、そして我々カメラメーカーもライバルメーカーさんたちとCOMPETEしている。そういう意味で、この写真展のタイトル“COMPETITION”という名前を昔から気に入っています」と語った。
キヤノンマーケティングジャパン イメージコミュニケーション企画本部 本部長の相川弘文氏による乾杯挨拶のあと、集まった関係者は展示された写真を鑑賞するとともに交流を深めた。なお、乾杯にはJRP（日本レースプロモーション）から提供された、実際のレースの表彰式でも使用されているスパークリングの日本酒で行なわれた。
パーティ内ではJRPA アワードの表彰式が行なわれた。「大賞」の横浜ゴムはモータースポーツ推進室 室長 阿部義朗氏、「特別賞」のハルク・プロは代表取締役 本多光太郎氏が来場して、小林会長から記念の盾が手渡された。また、「栄誉賞」を受賞した佐藤琢磨選手は欠席のため、1月29日に実施されるトークショーの場で授賞式が行なわれる予定だ。
2回目の開催となった「モータースポーツ写真コンテスト」の表彰式では、2輪部門グランプリ、4輪部門グランプリの両受賞者が来場し、2輪部門の受賞者 たるみかずお氏にはニコンイメージングジャパンの富松圭氏からニコン D7500 18-140mm VR レンズキット、4輪部門グランプリの武川敏和氏にはキヤノンマーケティングジャパンの相川弘文氏からキヤノン EOS80D EF-S18-135mm IS USMレンズキットが手渡された。
なお、会場には2017年に佐藤琢磨選手がインディ500で実際に使ったファイアストンのタイヤを展示するほか、2017年全日本ロードレース JSBチャンピオンである高橋巧選手のマシン「ホンダ CBR1000RR MuSASHi RT HARC-PRO.Honda」が1月23日まで展示。1月24日からは2017年のMotoGPチャンピオンマシン「ホンダ RC213V」（＃93 マルク・マルケス車）とマルク・マルケス特別仕様のヘルメットが展示される。
また、会場となるAXISビルにある欧州の自動車雑貨を中心としたセレクトショップ「ル・ガラージュ」には、佐藤琢磨選手のインディカー（モックアップ）と実際に使用したヘルメット、レーシングスーツ、グローブなどが展示されるので、こちらも合わせて楽しみたい。
写真展「COMPETITION」開催概要
東京会場
期間：1月18日～29日
時間：11時～20時
会場：AXIS GALLERY SYMPOSIA（東京都港区六本木5-17-1 アクシスビル地下1階）
入場料：無料
名古屋会場
期間：3月20日～4月1日
時間：平日10時～18時30分、土曜・日曜・祝日10時～16時
会場：名古屋 ビジュアルアーツ ギャラリー（愛知県名古屋市中区栄5-11-11）
入場料：無料