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テスラ、試乗もできる6月10日までの期間限定ストア「テスラデザインスタジオ横浜」オープン
横浜のMARK IS みなとみらいに「モデル X」「モデル S」展示
2018年4月27日 23:52
- 2018年4月27日~6月10日 期間限定オープン
テスラモーターズ ジャパンは4月27日~6月10日の間、「MARK IS みなとみらい」に期間限定ストア「テスラデザインスタジオ横浜」をオープンする。初日となる4月27日には、報道向けに店舗内覧会を開催した。
テスラデザインスタジオ横浜はコンパクトで期間限定ではあるが、実車が展示してあるだけでなく、試乗や商談も可能なディーラーに近い形態での出店となっている。展示車両は「モデル S」と「モデル X」で試乗車も同じ。
みなとみらい地区は道幅も広く、試乗での運転もしやすい。EV(電気自動車)ならではの力強い加速を体験するにはもってこいのロケーション。週末や祝日、祝前日は、遅めの21時まで営業するため仕事帰りやショッピングの合間にも寄りやすい。店舗はガラス張りなので、営業していない時間帯でも車両の外観を眺めることは可能だ。
テスラデザインスタジオ横浜
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-5-1 MARK IS みなとみらい 1F
電話:0120-982-428
営業時間:平日10時~20時、金~日・祝日・祝前日10時~21時
展示と試乗が行なわれているのはモデル Xとモデル S。モデル Xは3列シートかつ最大7人乗りが可能なSUVで、後席ドアが上に跳ね上がるファルコンウイングがとても目立つ。モデル Sは、主力のエレガントな4ドア5人乗りスポーツセダン。車両詳細は、インプレッション記事など関連記事で紹介しているので参照してほしい。
テスラ セールスディレクター、オーナーの声
取材当日はテスラモーターズ ジャパン カントリーセールスディレクター 吉田篤司氏に話をうかがう機会もあったので、その内容も紹介したい。
今回、みなとみらいに場所を決めたのは、これまでショールームが実際にあるのかを問われることが多く、「お客様の集まる場所に出向こう」ということで出店を決定。オシャレなファミリーが多く、感度の高い人が集まる地域ということで、テスラを使ったライフスタイルを楽しんで貰える人に来て貰えるのではないかという期待もあり、みなとみらいに躊躇なく決めたという。特に子供を持つファミリー層に訴求していきたいとのことで、その中でもモデル Xは見た目的にも子供たちに喜んで貰えるのではないかと考えているそうだ。
2週間ほど前には名古屋のコンコースで展示会があり、多くの人に「これがテスラなんだ」と声をかけてもらい、テスラの名前やEVであることは認識して貰っている手応えを感じているとのこと。今後はこういった機会にショールームの場所を伝えるなど、実物から体感して貰う機会を増やしていきたいという。実車を見ると、バッテリーの搭載場所や充電方法、メンテナンスなど、興味深く質問される方が多くいるので、そうした疑問を払拭していければより手応えを感じられるようになると思うとのことだった。ちなみに、一番質問の多いバッテリーの持ちに関しては、テスラ車ではまったく問題なく、航続距離を試算したりすると皆驚くそうだ。
イベントでの出展だけでは再度ショールームに出向いてもらう必要があるが、今回の店舗では試乗も可能で、カーコンフィギュレーターもあり、その場で商談をスムーズにまとめられるのが大きなメリットという。EVなら内燃機関車と違って音や匂いなどがないので、場所の制約を受けにくく、商業施設の内部に車両を入れてしまうことも簡単で、今後もモールなどに積極的に展開していく予定とのこと。
また、2名の現テスラユーザーの方に直接話をうかがう機会も設けられた。両名ともフルEVの航続距離と力強いレスポンス、機能の先進性に満足されている様子が印象的だった。特に、モバイル回線を使ったソフトウェアのアップデートは、「ある日突然、別のクルマになったような感覚が楽しめる」と好評のようだった。気になる航続距離は遠出でも問題になったことはなく、うまく充電場所で休憩をとりながら楽しんでいるとのことだ。
MARK IS みなとみらいは、みなとみらい駅に直結していて美術館も向かいにある。春の好天で付近を散策しがてら、期間限定オープンのショールームを覗いて、新時代のEVを体験してみてはいかがだろうか。