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モリタ、普通免許で乗れる消防ポンプ自動車「ミラクル Light」など「東京国際消防防災展 2018」に出展

多目的消防ポンプ自動車「MVF21(MORITA VARIOUS FIGHTER 21)」も

2018年5月31日~6月3日 開催

普通免許対応 車両重量 3.5t未満 CD-I型消防ポンプ自動車「ミラクル Light」

 モリタホールディングスは5月8日、同社子会社モリタが開発した「普通免許対応 車両重量 3.5t未満 CD-I型消防ポンプ自動車 ミラクル Light」「多目的消防ポンプ自動車 MVF21(MORITA VARIOUS FIGHTER 21)」を、東京ビッグサイト(東京都江東区)で5月31日~6月3日に開催される「東京国際消防防災展 2018」に出展すると発表した。

普通免許対応 車両重量3.5t未満 CD-I型消防ポンプ自動車「ミラクル Light」

 ミラクル Lightは、2017年3月12日の改正道路交通法の施行により、運転可能な車両総重量が改正前の5t未満から3.5t未満に引き下げられた普通免許で運転できる消防ポンプ自動車。小型でスマートなデザインながらA-2級ポンプ性能を実現し、収納スペースも確保。操法大会にも使用可能。

2017年3月12日より施行された準中型免許制度により、普通免許(新規取得)では3.5t未満の車両しか運転できない。ミラクル Lightはこの新制度に対応する車両となっている

多目的消防ポンプ自動車「MVF21(MORITA VARIOUS FIGHTER 21)」

多目的消防ポンプ自動車「MVF21(MORITA VARIOUS FIGHTER 21)」

 MVF21は、モリタとフィンランドの連結子会社 BRONTO SKYLIFT OY ABが共同開発した国内初となる最大400kg対応のバスケットを採用。また、少量の水で消火活動ができるCAFS(Compressed Air Foam System:圧縮空気泡消火装置)や900Lの水槽を搭載しつつ、消火、救助、資機材収納というさまざまな役割を果たす多目的消防ポンプ自動車とした。

 このほかにも東京国際消防防災展2018では、モリタ宮田工業、モリタテクノスといったモリタグループとして、さまざまな施設に適した消火器・消火設備の展示や、モリタオリジナルグッズの販売を実施。主催者企画に協力して、東屋外特設会場にてはしご車の試乗体験会、はしご車シミュレータ操作体験会を実施する(当日配布の整理券が必要)。