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クラリオン、モリタと消防車両向け安全確認カメラシステム「サラウンドアイ4_MC」を共同開発

全周囲360度を俯瞰で表示

2015年6月2日発表

「フロント」「サイド(左右)」「リア」に取り付けた4台の超広角(160度)カメラとそれらの映像を合成するECU、7型モニターで構成する「サラウンドアイ4_MC」

 クラリオンは6月2日、消防車両向けの全周囲360度安全確認カメラシステム「サラウンドアイ4_MC」をモリタと共同開発したと発表した。

 サラウンドアイ4_MCは、フロント、サイド(左右)、リアに取り付ける4台の超広角(160度)カメラとそれらの映像を合成するECU、7型モニターで構成。走行時、停駐車時などを問わず車両周辺の安全確認をサポートするシステム。

 車体に取り付けた複数のカメラ映像を独自の画像処理技術によるキャリブレーションで高精度な合成画像として表示、ドライバーが不安を感じる車両周辺視界を俯瞰表示する映像で補助する。

車両周辺視界を俯瞰で表示する

 今回開発した「サラウンドアイ4_MC」は、「車両状態表示」「ドライブレコーダ」機能などとともに、「モリタ アドバンスモニタAMシリーズ」としてモリタが販売。

 また、モリタは「モリタ アドバンスモニタAMシリーズ」を搭載した消防車両を、ドイツ・ハノーバーで開催する世界最大級の消防防災展「INTERSCHUTZ 2015 (インターシュッツ2015)」(6月8日~13日[現地時間])で展示する。

(編集部:椿山和雄)