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クラリオン、徒歩を含め全移動ルートを設定できる次世代ナビ機能「Door to Door ナビゲーション」搭載の9型AVナビ「NXV987D」

駐車後は最終目的地までの徒歩ルートをスマホに自動表示

2018年7月上旬 発売

オープンプライス

9型AVナビゲーション「NXV987D」

 クラリオンは、次世代ナビゲーション機能「Door to Door ナビゲーション」を搭載する9型AVナビゲーション「NXV987D」を7月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は17万8000円前後。同モデルは5月23日~25日に行なわれる「人とくるまのテクノロジー展 2018」(パシフィコ横浜)に出展される。

「NXV987D」が搭載する「Door to Door ナビゲーション」機能は、スマートフォンで検索した移動ルート(クルマ、徒歩)、駐車場、目的地情報などを、専用アプリ「Smart Access 4Car」(無料)を通してカーナビとシームレスに共有できる機能。出発前にスマホで目的地や駐車場を検索・保存すると、スマホで設定した目的地をカーナビに自動的に引き継ぎ、カーナビによる最新の交通情報を加味したルート誘導を行なうというもの。

 事前に設定した駐車場が満車の場合は、空車の駐車場を自動リサーチして提示する機能を有するとともに、駐車後は最終目的地までの徒歩ルートをスマホに自動的に表示。また、目的地からクルマに戻るときも徒歩ルートを表示するので、ショッピングモールなど大きな駐車場で駐車位置に迷うことなくたどり着くことができる。

徒歩ルートの表示イメージ
徒歩移動を含めた到着予想時刻を表示する

 画面上ではナビ/オーディオ/ツール/アプリの4つのエリアを1画面に表示して、画面切り替えなしで多くの情報を認識できる「Quad View」を採用。均等4分割画面では各画面を約4.4型で、4分割画面ではメインエリアを約6.7型で、フル画面では9型で表示。ナビをメインとしながらサブのオーディオ画面での操作も可能で、そのほかの機能もワンタッチで切り替え可能な画期的な画面表示と操作性を実現したという。

 一例として、オーディオエリアがメインとなっている場合に誘導ポイントに近づくとナビゲーションエリアが拡大したり、ツールエリアがサブとなっている場合に電話着信があるとボタンが押しやすいように画面を大きく表示したりするといった内容が挙げられている。

 そのほか、独自の「フルデジタルサウンドシステム」へのデジタル接続が可能なデジタルコアキシャル端子を搭載するとともに、ハイレゾ音源への対応や前席と後席で異なるAVソースを再生する「2-Zone 対応」といった機能を備えている。