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【人とくるまのテクノロジー展 2018 名古屋】アイシン、デンソー、ジェイテクト、日立などのサプライヤーブースで進化するクルマの部品を確認
自動車メーカーブースでは「e-BOXER」搭載の「フォレスター」や新型「クラウン」のカットモデルも登場
2018年7月11日 22:19
- 2018年7月11日~13日 開催
- 入場料:無料(登録制)
愛知県名古屋市のポートメッセなごやで7月11日~13日の3日間、自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展2018 名古屋」が開催されている。入場料は無料で登録制。この記事では自動車メーカーブースの様子や自動車部品サプライヤーが出展したクルマの部品を写真を中心にお伝えする。
自動車メーカーでは、いすゞ自動車、スズキ、スバル、ダイハツ工業、トヨタ自動車、日産自動車、日野自動車、本田技研工業、マツダ、三菱自動車工業、ヤマハ発動機が出展している。
トヨタブースでは新型「クラウン」のカットモデルが展示されており、2.5リッターハイブリッドモデルの構造を確認できる。また、スバルブースでは新型「フォレスター」の「e-BOXER」搭載モデルが展示されるなど、名古屋会場での展示は、5月23日~25日に開催された横浜会場の内容から若干変更されていた。
また、アイシングループ、デンソー、ジェイテクト、日立オートモティブシステムズ、三菱電機など主要な自動車部品サプライヤーも出展。燃費向上に向けたエンジン制御技術やパワートレーンの電動化技術などを部品レベルで見ることができる。
アイシングループでは「FF車用1モーターハイブリッドトランスミッション」など、グループが持つ技術を電動化や自動運転などのテーマごとに展示。ジェイテクトブースでは同社の電動パワーステアリングシステムのほか、ステアバイワイヤシステムを展示。デンソーはSiCパワーデバイスなどの最新の環境技術、安心・安全技術を展示していた。
日立オートモティブシステムズのブースでは、日産の量産型可変圧縮比エンジン「VCターボエンジン」に採用された「VCRアクチュエーター」のほか、エンジン制御部品を中心に燃費向上を支える部品を展示。また、ブレーキキャリパーを電動化した電動ブレーキキャリパーなど、これまで油圧を使用して作動させてきたパーツを電動化する技術も見ることができる。
また、三菱電機ブースではメルセデス・ベンツの車両に採用された「48Vハイブリッド車用エンジン出力軸直結型ISGシステム」を展示するなど、海外ブランドの技術トレンドも確認できる。
「人とくるまのテクノロジー展 2018 名古屋」
開催期間:7月11日~13日
会場:ポートメッセなごや(愛知県名古屋市港区金城ふ頭2-2)
入場料:無料(登録制)