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ホンダ、「NSX」の改良を予告。2019年モデルを今秋発表

テストドライブした佐藤琢磨選手「フロントの入り方もいいし、リアの動きが格段にいいな」

2018年8月24日 発表

「NSX」の改良モデル(2019年モデル)

 本田技研工業は8月24日、「NSX」の改良モデルを特設サイトで公開した。改良モデルは今秋の発表を予定している。

 2016年8月に発表された2代目NSXは、新世代のスーパースポーツモデルとしてV型6気筒DOHC 3.5リッター直噴ツインターボ「JNC」型エンジンに3モーターを組み合わせたSH-AWD(Super Handling-All Wheel Drive)によるハイブリッド方式を採用。縦置きエンジンと9速DCT、エンジンと9速DCTの間にレイアウトされるモーターをリアに搭載するとともに、フロントに左右独立制御の2モーターを配置。システム全体で最高出力427kW(581PS)、最大トルク646Nm(65.9kgfm)というハイパワーを実現している。

 今回の改良モデルは「2019年モデル」として紹介されており、「人間中心のスーパースポーツ」としてさらなる進化を目指たという。具体的な改良ポイントは紹介されていないが、「日常からサーキットでのスポーツ走行まで、ドライバーとクルマの一体感が生み出す“操る喜び”をさらに追求するとともに、デザインにおいてもスポーツカーとしてのたたずまいに磨きをかけています」と説明されている。

 なお、特設サイトではレーシングドライバーの佐藤琢磨選手によるテスト風景などを収録した動画を公開。佐藤選手から「高速コーナー、一発飛び込んだ時のフロントの入り方もいいし、リアの動きが格段にいいな」などと、その進化が語られている。