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ホンダ、フルカウルを装備するロードスポーツモデル「CBR650R」

2019年3月15日 発売

103万6800円~106万9200円

ロードスポーツモデル「CBR650R」

 本田技研工業は、コンパクトなフルカウルを装備したロードスポーツモデル「CBR650R」を3月15日に発売する。価格は103万6800円~106万9200円。

 CBR650Rは、従来モデルの「CBR650F」をベースに開発。車体、足まわり、パワーユニットの各部を熟成させつつ、スタイリングを一新。名称も従来の「CBR650F」から「CBR650R」へ変更した。

CBR650R

 パワーユニットは最高出力70kW(95PS)/12000rpm、最大トルク64Nm(6.5kgf・m)/8500rpmを発生する水冷4ストロークの直列4気筒DOHC 648ccエンジンを搭載。扱いやすいトルク特性としながら従来モデルに対して高回転域の出力を向上。トランスミッションは常時噛合式6段リターンを採用する。

新設計のエアクリーナーには専用のツインラムエアダクトを採用。走行時の風圧(ラム圧)により高速域でのエアクリーナーボックス内の気圧を高めることで燃焼室への吸気充填効率を向上させ、高速域でより鋭いエンジンの吹け上がり感を実現させる

 燃費性能は60km/h定地走行テスト値で31.5km/L<2名乗車時>、WMTCモード値で21.3km/L(クラス3-2<1名乗車時>)。

 車体・足まわりは、フレームの構成部品や製法を変更するなど剛性バランスを見直すとともに、軽量化やマスの集中化を図ったほか、新たに倒立フロントフォークや軽量化した新デザインのアルミホイールを装備する。また、ライダーの疲労軽減や安心感のある走りに寄与する、アシストスリッパークラッチやHSTC(Honda セレクタブル トルク コントロール)を新採用。

 スタイリングについては、新デザインのコンパクトなフルカウルを装備、ヘッドライト、テールランプなど全灯火器類にLEDを採用した。

CBR650R

 カラーリングは「グランプリレッド」「マットバリスティックブラックメタリック」の2タイプを用意する。

マットバリスティックブラックメタリック
グランプリレッド
CBR650R