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ダンロップの「ウインターマックス」で、スバルのSUVがゲレンデを駆け上る「SUBARU ゲレンデタクシー」
2月の3連休はエコーバレースキー場へ
2019年2月10日 03:08
- 2019年2月9日~11日 開催
冬のゲレンデでスバルのSUVをリフト代わりに利用できる「SUBARU ゲレンデタクシー」(以下、ゲレタク)。2013-2014年シーズンに始まったゲレタクも今シーズンで6シーズン目。ちょうど5年前の2月の同時期に開始され、すでに冬のクルマイベントとして定着した感がある。
今シーズンは2019年1月19日~20日の栂池高原スキー場からスタート。2月2日~3日、9日~11日の2週連続となるエコーバレースキー場(長野県小県郡)、2月16日~17日の苗場スキー場(新潟県南魚沼郡)と開催される。
本記事では、今シーズンのゲレタクの推進力となっているダンロップ(住友ゴム工業)のスタッドレスタイヤ「ウインターマックス」シリーズに注目。ダンロップブースの模様などをお届けする。
SUBARU ゲレンデタクシーでは、ゲレンデを豪快に上り、不安なく下っていくスバルのSUVの4WDシステム「シンメトリカルAWD」や、各種の制御技術が注目されがちだが、もう1つ気にしてほしいのがそのスバル車が装着しているスタッドレスタイヤ。今シーズンからはダンロップの「ウインターマックス」シリーズが装着され、スバル「XV」にはウインターマックス 02が、「アウトバック」や「フォレスター」には、ウインターマックス 02やSJ8が装着されていた。
このウインターマックスシリーズは、ダンロップ独自の新材料開発技術「4D NANO DESIGN」によって路面に対するゴムの密着度を向上。トレッドパターンもウインターマックス 02やSJ8ともに先代モデルから改良し、いずれも10%以上の氷上ブレーキ性能向上を果たしている。とくに乗用車向けのウインターマックス 02では、激しいスタッドレスタイヤの性能競争を勝ち抜くために全域で性能を強化。新品時の氷上性能だけでなく、新材料の液状ファルネセンゴム採用による氷上ブレーキ性能の経年劣化を抑え、ロングライフ性能を向上。「モチ・ロン・ギュッ」というキャッチフレーズで全方位の性能を訴求している。
取材に訪れた2月の3連休初日となるエコーバレースキー場は、午後から雪がちらつくなど氷点下のスキー日和。ゲレンデタクシーのコースとなったのは、ラブリーバレー第1沿いの特設コースで、最大斜度は10度を超えている箇所はあるように見えた。
3連休の初日でありながらエコーバレースキー場はのんびりとした雰囲気があり、リフト待ちはほとんどないように見えたものの、ゲレンデタクシーは大人気で待ち行列が発生していた。スタート当初のゲレンデタクシーはリフトと同様に上りのみのサービスだったが、利用者のリクエストに応える形で下りもサービス開始。この日もほとんどの人が、往復でゲレンデタクシーを楽しんでいたようだった。
このゲレンデタクシーにタイヤを供給するダンロップブースでは、ウインターマックスの展示を行なったり、温かいポッカのコーンスープの配布サービスなどが行なわれていた。エコーバレースキー場に来る人の多くはスタッドレスタイヤを利用していると思われるが、最新のスタッドレスタイヤの性能を体感できる(しかも斜度のあるゲレンデで)のがゲレタクになる。
2月11日までエコーバレースキー場で開催しているので、ゲレタクに乗って最新スタッドレスタイヤの性能を体感したら、ぜひダンロップブースで詳細を確認してみていただきたい。温かいコーンスープをもらうのも忘れずに。