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アルファ ロメオ、ディーゼル車を日本初導入。新開発2.2リッターディーゼルターボを「ステルヴィオ」「ジュリア」に搭載

WLTCモード燃費でステルヴィオが16.0km/L、ジュリアは17.2km/L

2019年2月18日 発表

ステルヴィオ 2.2 TURBO DIESEL Q4:617万円

ジュリア 2.2 TURBO DIESEL SUPER:556万円

新型ディーゼルターボエンジンを搭載する「ジュリア」

 FCAジャパンは2月18日、アルファ ロメオが開発した新型ディーゼルターボエンジンを「ステルヴィオ」「ジュリア」に設定して日本初導入すると発表。発売日は4月6日、価格は「ステルヴィオ 2.2 TURBO DIESEL Q4」が617万円から、「ジュリア 2.2 TURBO DIESEL SUPER」が556万円から。

 アルファ ロメオが開発した新型スポーツディーゼルエンジンは、「GIORGIO(ジョルジオ)プロジェクト」の一環として、ステルヴィオとジュリアの車両設計と並行して開発が進められた。

 直列4気筒 2.2リッターディーゼルターボエンジンは、基本設計を共有しつつ各モデル特性に合わせて最適なチューニングが施され、ステルヴィオでは最高出力210PS、最大トルク470Nmを発生し、加速性能では0-100km/h加速で6.6秒を記録。ジュリアでは最高出力190PS、最大トルク450Nmを発生して、0-100km/h加速は7.2秒となっている。

 燃費性能は、WLTCモード計測でステルヴィオが16.0km/L、ジュリアが17.2km/Lを達成し、同クラスのガソリンモデルに比べて最大約45%の燃費向上を実現させたとしている。

 日本導入されるステルヴィオ 2.2 TURBO DIESEL Q4は、ガソリンモデル「2.0 TURBO Q4」と同等の装備内容となり、バイキセノンヘッドライトをはじめ、18インチ5スポークアルミホイール、Apple CarPlay/Android Autoに対応したConnectシステム、シートヒーター付のレザーシート、前席パワーシート、リアパーキングカメラ、パワーテールゲート、アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)などを標準装備した。

 また、ジュリア 2.2 TURBO DIESEL SUPERは、ガソリンモデル「2.0 TURBO SUPER」と同等の装備内容として、バイキセノンヘッドライトのほか、18インチ10スポークアルミホイール、Apple CarPlay/Android Autoに対応したConnectシステム、シートヒーター付のプレミアムレザーシート、前席パワーシート、Harman/Kardonプレミアムオーディオシステム、リアパーキングカメラ、アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)などを備えた。

 いずれも世界的に厳しいと言われる日本の排出ガス基準「ポスト新長期規制」をクリア。DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)やSCR(選択式触媒還元)、アドブルー(尿素水溶液)噴射装置といった排出ガス後処理技術などを採用している。

新型ディーゼルターボエンジンを搭載する「ステルヴィオ」