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トヨタ、連結売上高で日本企業初となる30兆円台
2019年3月期 決算説明会にて
2019年5月9日 00:00
- 2019年5月8日 開催
トヨタ自動車は5月8日、2019年3月期(2018年4月1日~2019年3月31日)の決算説明会を開催した。第1部として決算報告が行なわれ、連結売り上げは30兆2256億円となって、日本企業として初めて30兆円台となった。
なお、会見の模様の動画はトヨタの公式YouTubeチャンネルで公開されている。
2019年3月期の連結販売台数は、前年同期比で1万3000台増の897万7000台となった。日本における販売台数は2万9000台減、北米では6万1000台減となったが、欧州では2万6000台増、中国では14万1000台の増となった。
売上高では前年同期比2.9%増の30兆2256億円、営業利益は前年同期比2.8%増の2兆4675億円、税引前純利益は前年同期比12.8%減の2兆2854億円、純利益は前年同期比24.5%減の1兆8828億円となった。
営業利益の増減要因としては、原価改善の努力により800億円、営業面の努力により2750億円の増益、一方で諸経費の増減・低減努力で1650億円の減収となり、為替・スワップの影響を除くと1900億円の増益となる。そのほかに為替変動の影響により500億円の減益、その他に724億の減益となっている。
2020年3月期の通期見通しは、連結販売台数を2万3000台増の900万台。売上高では2256億円減の30兆円、営業利益では825億円増の2兆5500億円、税引前利益は4346億円増の2兆7200億円、純利益は3672億円増の2兆2500億円とした。