日立オートモティブシステムズ、「人とくるまのテクノロジー展 2019 横浜」で車両電動化に向けたモーターやインバーターなど展示

ブース外観イメージ

　日立オートモティブシステムズは、5月22日～24日にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展 2019 横浜」に出展。次世代車両の実現に必要とされる電動化や自動運転などの技術を中心に、幅広い自動車機器テクノロジー製品・システムを紹介する。

　今回の展示会では、電動車両の走行性能向上に貢献する高効率で低振動なモーターや、新型パワーモジュールを搭載した高出力で高効率なインバーターなどの「電動パワートレーンシステム」をはじめ、カメラやレーダーといった周辺認識センサーを組み合わせて周囲の状況を検知するセンシング技術と、それらの検知情報をもとに車両制御を行なう制御ユニットやシャシー製品などの安全制御技術の協調により実現する「自動運転システム」などを紹介する。

　展示ブース（ブース番号：57）では、HEV（ハイブリッド車）やPHEV（プラグインハイブリッド車）搭載にも適した「高効率エンジン燃焼制御システム」として、走行時の耐ノック性を向上し、圧縮比を最大化する可変圧縮比制御システムや、エンジン再始動時の低NVH（Noise、Vibration、Harshness）化などに貢献する電動VTC（Valve Timing Control）などの技術および製品も展示。

　また、自動運転システムのユースケースの1つとして、「走行中の安全性や快適性の向上」を目指して開発した、細かな路面形状を高精度に検知できる車載用ステレオカメラ向けの技術についても映像で紹介する。