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メルセデス・ベンツ、ミニバン「Vクラス」ベースのEV「EQV」。航続距離405km
2種類のホイールベースを設定。6~8人乗り
2019年8月21日 14:58
- 2019年8月20日(現地時間)発表
独ダイムラーは8月20日(現地時間)、ミニバン「Vクラス」ベースの新型EV(電気自動車)「EQV」をフランクフルトモーターショー 2019(一般公開:9月12日~22日)で一般初公開すると発表した。
2WD(FF)のEQVは最高出力150kW(204HP)、最大トルク362Nmを発生するモーターを搭載するとともに、90kWhのリチウムイオンバッテリーをフロア下にレイアウト。これにより重心を低くするとともに、内燃エンジンを搭載するVクラスと遜色ない室内空間を確保した。
EQVではバッテリーへの回生充電も可能にしており、ステアリングに備わるパドルシフトでそのレベルをコントロールすることができる。最も弱いレベルではコーストし、最も強いレベルの場合はアクセル操作のみで速度調整が可能になるとのこと。最高速は160km/h、航続距離は405km(暫定値)とアナウンスしている。
ホイールベースは3200mm、3430mmの2種類を設定。シートは独立したものが6座付くが、ベンチ―シートのセレクトも可能にしており、7人乗り、8人乗りの選択も可能。また、ダッシュボードに備わる10インチの高解像度ディスプレイでは充電状況やエネルギーフローなどが確認できるほか、「Hey Mercedes」で立ち上がる対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を搭載する。