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【レッドブル・エアレース千葉 2019】室屋選手の奇跡の大逆転優勝を振り返る

決勝 初戦で敗退した室屋選手がどうして逆転優勝できたのか?

2019年9月7日~8日 開催

千葉で開催された最後のレッドブル・エアレース

 レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップの2019年シーズンの最終戦となる千葉大会は9月7日に予選、9月8日に決勝が行なわれた。室屋義秀選手の優勝は決勝直後に速報版で掲載したが、ここでは奇跡の大逆転で千葉大会に優勝した室屋選手の活躍を詳しくお伝えしよう。

千葉大会がエアレースのラストレース

 既報のとおり、レッドブル・エアレースは2019年シーズンで終了する。10月のインディアナポリス大会、11月のサウジアラビア大会がキャンセルされたため、2019年シーズンは4戦で争うこととなった。レッドブル・エアレースは2003年にスタート。途中3年の休止期間を挟んで14シーズンに渡って開催されたが、今シーズンでその歴史に幕を下ろすこととなった。

 ラストイヤーとなった2019年の第4戦が千葉大会。この千葉大会は2019年の最終戦であり、14シーズン行なわれたレッドブル・エアレースの最終戦でもある。千葉大会は2015年に初開催。2019年で5年連続5回目の開催となる。会場は幕張海浜公園。幕張メッセやマリンスタジアムの目の前にある海の上がレースコースとなる。

海浜幕張公園前の海上で開催された千葉大会(©Joerg Mitter / Red Bull Content Pool)

エアレースは空のジムカーナ

 レッドブル・エアレースのルールを簡単に説明しよう。競技はパイロンを設置したエアゲートを通過するタイムで争われる。クルマ好きのCar Watch読者なら空のジムカーナといった感じだろうか。2019年の千葉大会は14ゲートとなっている。

 ゲートを通過する際のパイロンへの接触や、2本構成のパイロンを通過する際に機体を水平に保たないとペナルティタイムが加算される。また、スタートゲートへの進入速度が速すぎたり、旋回時のGが高すぎるとペナルティの対象や失格となる。

千葉大会のレーストラック図

予選はタイム競争、決勝の1次、2次は相手と直接対戦

 レッドブル・エアレースは2日間の日程で開催される。初日に行なわれるのが予選。14名のパイロットが連続して2回タイムアタックを行ない、各パイロットのベストタイムで1位~14位の順位が決まる。

 2日目の決勝の「Round of 14」と「Round of 8」は対戦相手とのタイム競争。Round of 14は予選1位と14位、2位と13位、3位と12位……が直接対戦し7名の勝者はRound of 8に進むことができる。Round of 14で敗退した7名の内、最も速かった1人(敗者最速=ファステスト・ルーザー)が8人目としてRound of 8に進出する。いわゆる敗者復活だ。Round of 8に進めなかった6人はRound of 14のタイム順に9位~14位が確定する。

 Round of 8はRound of 14のタイム順に5位対4位、6位対3位、7位対2位、8位対1位が直接対戦し、それぞれの勝者が「Final 4」に進出する。Round of 8の敗者4人はタイム順に5位~8位が決定する。Final 4はRound of 8のフライト順に4人が飛び、タイム順に1位~4位が決定する。

エアレースの決勝の方式

取りこぼしが許されないポイントシステム

 各大会で予選と決勝の順位によりポイントが与えられ、獲得したポイントで年間チャンピオンが確定する。予選では1位に3点、2位に2点、3位に1点が与えられる。決勝は確定した順位によって0点~25点が与えられる。

決勝順位ポイント参考
125Final 4 進出
222
320
418
514Round of 8 敗退
613
712
811
95Round of 14 敗退
104
113
122
131
140

 決勝の順位とポイントの関係を見ると、Round of 8に進めなかった9位~14位の6人は0点~5点。Round of 8の敗者4人は11点~14点、Final 4に進出した4人は18点~25点と、Round of 8、Final 4に進むと獲得ポイントがグッと増える仕組みとなっている。Round of 14で敗戦すると年間チャンピオン争いで大きく後退する。取りこぼしが許されないポイントシステムだ。

室屋選手は3戦中2勝するもランキング3位

 実際に千葉大会の前、第3戦終了時のポイントを見てみよう。ランキング1位はマルティン・ソンカ選手の65ポイント。2位はマット・ホール選手の61ポイント。室屋選手は55ポイントで3位となっている。

順位パイロット名アブダビ(UAE)カザン(ロシア)バラトン湖(ハンガリー)
1マルティン・ソンカ22222165
2マット・ホール14222561
3室屋義秀2825255
4ベン・マーフィー1142237
5マイケル・グーリアン2141237
6ニコラス・イワノフ1812333
7フアン・ベラルデ1331632
8ミカエル・ブラジョー1214531
9ピート・マクロード552030
10カービー・チャンブリス1121326
11クリスチャン・ボルトン0131124
12フランソワ・ルボット219021
13ペトル・コプシュタイン41510
14マティアス・ドルダラー3014

 チャンピオンを争う3選手の第1戦のアブダビ、第2戦のカザン(又はカザニ)、第3戦のバラトン湖の結果を確認してみよう。

 ソンカ選手はアブダビ 2位、カザン 3位(予選2位)、バラトン湖 4位(予選1位)と3戦ともFinal 4に進出し、予選でも2回ポイントを獲得して計65ポイント。ホール選手はアブダビ 5位、カザン 2位、バラトン湖 1位とFinal 4進出が2回、Round of 8進出が1回で61ポイント。室屋選手はアブダビ 1位(予選1位)、カザン 1位、バラトン湖 13位と3戦中2勝だが、バラトン湖のRound of 14敗退の影響で55ポイントとなっている。

 2019年は4戦しか行なわれないこととポイントシステムを考慮すると、1戦でも取りこぼしがあると年間チャンピオン争いで不利となる。ちなみにホール選手がRound of 8で敗退した相手はソンカ選手。室屋選手がRound of 14で敗退した相手はホール選手。2019年シーズンのチャンピオン争いはまさに3選手のガチバトルと言えよう。

台風15号

 レッドブル・エアレース千葉大会の直前、木曜日に台風15号が発生した。予想では決勝が行なわれる日曜日の午後に関東上陸。開催が危ぶまれることとなった。金曜日、メディアセンターの海側のデッキに設置されていた複数の大型のパラソルが風で一斉に倒れ、関係者があわてるシーンがあった。練習日から天候は荒れ気味だった。

 エアレースは風の影響を大きく受ける競技だ。暴風雨になれば競技どころではないが、台風接近にともなう強風はフライトをより難しくする。大会中は風向きも風速も刻々と変わるコンディションとなった。室屋選手いわく「千葉大会は海から陸に南東の風が吹くのが普通だが、今回は強い東風が吹き、進入方向に対し追い風だった」と、過去4年の千葉大会とは異なる風向きのレースとなった。

 台風はほぼ予想のルートで関東に接近。結果的には土曜日の予選終了のしばらく後に決勝時間の変更が発表された。エアレース千葉大会の決勝は4時間ほど前倒しして10時からRound of 14、13時にはFinal 4が終了することとなった。日曜日の深夜から月曜日の未明にかけて関東地方を襲った暴風雨を思い出すと、決勝レースが最後まで行なわれ、多くの観客が無事に帰路につけたので、時間変更の判断は大正解だったと思われる。

室屋選手、Round of 14でまさかの敗戦

 室屋選手が年間チャンピオンを獲得するにはソンカ選手より10ポイント、ホール選手より6ポイント多くポイントを取る必要がある。予選でのポイント獲得が期待されたが結果は逆。室屋選手は57秒570で予選5位、ランキングトップのソンカ選手が56秒879で2位となり2ポイントを追加。その差は12点に開いた。

予選2位となったソンカ選手のフライト

 決勝の順位によるポイントを計算すると、室屋選手が優勝しても、ソンカ選手の6位以下、ホール選手の4位以下がチャンピオン獲得の条件となる。過去3戦のライバルの戦績を考えると容易ではない。

 迎えたRound of 14。ヒート1、最初の対戦が予選10位のベン・マーフィー選手と予選5位の室屋選手の戦いだ。先にフライトしたマーフィー選手が57秒897。室屋選手はこのタイムを上まわればRound of 8に進出できる。

Round of 14で対戦したマーフィー選手のフライト

 フライト中の中間計測タイムはコース両端のバーチカル・ターン直前のエアゲートを通過したところで表示される。現地の大型スクリーンにも、中間計測で勝っていればグリーン、負けていれば赤でタイム差が表示される。

 スモーク・オン。室屋選手のフライトが始まった。最初の計測ポイントは+0.061秒で赤表示。折り返してスタートゲートに戻ったところで+0.037秒で赤表示。ドキドキ。最後のバーチカル・ターンに入る直前で-0.145秒のグリーン表示となり場内は大歓声。逆転、折り返したらフィニッシュ、これで大丈夫。バーチカル・ターンを終えフィニッシュゲートを通過……+0.015秒の赤表示。「えぇッ」「マジか」「あぁ~」「終わった~」会場から悲鳴が上がった。まさかの敗戦。大型スクリーンには室屋選手の険しい表情が映し出された。

室屋選手のRound of 14のフライト

 ルールを振り返ろう。Round of 8に進めるのはRound of 14の7人の勝者とファステスト・ルーザー(敗者最速)。残り6人の敗者よりタイムで上まわっていれば、敗者復活でRound of 8に進むことができる。とは言え、まだRound of 14の1ヒート目が終わったところだ。残り6ヒート。絶望的な雰囲気が会場に広がっていた。

 室屋選手は後のインタビューでこの対戦を振り返った。

「ベン・マーフィー選手が最初だったので、トラックタイムは分かっていなかったのですが、予想では57秒フラットくらい。マーフィー選手のタイムが58秒に近かった(57秒897)ので、ベストよりは1秒くらいあるかなと思って、0.3から0.5秒くらいはベストから落として飛びました。自分のタイム(57秒912)を聞いて「勝ったのか、負けたのか」分からなかったのですが、負けたと聞いて「やっちまった」と思いました。タイム(57秒912)がそれほど速くなかったので、自分より上を行く人はいるなあ(=ファステスト・ルーザーになれない)と思いました」

ファステスト・ルーザーへ

 室屋選手のタイムは57秒912。この57秒912を上まわる敗者がいなければ室屋選手はファステスト・ルーザーとしてRound of 8に進出することができる。

 Round of 14は予選で遅かった選手が先に飛ぶ。予選のタイムどおりの勝敗になると、後から飛ぶ選手のタイムが速くなる可能性が高い。ヒート2からヒート7までは先に飛んだ選手のタイムが室屋選手より遅ければ、室屋選手のファステスト・ルーザーのポジションはキープだ。

 先に飛んだ選手のタイムが室屋選手より速いと、ファステスト・ルーザーは後から飛ぶ選手(=予選上位)のタイム次第となるため、ハラハラ、ドキドキ、緊張感はマックスだ。

 ヒート2は予選11位のピート・マクロード選手が先に飛び、予選4位のマティアス・ドルダラー選手が後から飛ぶ。マクロード選手は56秒451と驚異的な速さでフィニッシュしたが、審議のアラートが表示された。1秒加算のペナルティとなったが、それでも57秒451と室屋選手を上まわった。いきなりヤバイ。

驚異的な速さを見せたマクロード選手のフライト

 続くドルダラー選手が勝つと、ファステスト・ルーザーはマクロード選手に移り、室屋選手の2019年のエアレースはその瞬間に終了だ。観客が見守る中、ドルダラー選手がフィニッシュすると赤表示。タイムは58秒409と室屋選手より遅く、ファステスト・ルーザーは首の皮一枚つながった。

マクロード選手に敗戦したドルダラー選手のフライト

 ヒート3、ヒート4は最初に飛んだ選手のタイムが59秒台、58秒台と室屋選手より遅くファステスト・ルーザーはキープ。残り3ヒートだ。

 ヒート5はランキング2位のホール選手が登場する。先に飛んだマイケル・グーリアン選手のタイムは58秒032で室屋選手はファステスト・ルーザーをキープ。後から飛んだホール選手は57秒029と1秒以上の差を付けてRoundof 8に進出を決めた。

 ヒート6はランキングトップのソンカ選手が登場する。先に飛んだニコラス・イワノフ選手は58秒518で室屋選手より遅かった。ソンカ選手は2つ目の中間計測までグリーン表示だったが、直後のバーチカル・ターンでオーバーG。1秒のペナルティが加算されここで敗戦。年間チャンピオン争いの最有力候補が姿を消すこととなった。

ペナルティでRound of 14で敗退したソンカ選手のフライト

 残り1ヒート。もしかしてもしかすると室屋選手のファステスト・ルーザーが現実味を帯びてきた。最終のヒート7は予選14位と予選1位の対戦だ。予選14位のカービー・チャンブリス選手が先に飛び、タイムは57秒306。室屋選手より速い。後から飛ぶフアン・ベラルデ選手は予選で56秒760のタイムを出しているので、ベラルデ選手が勝つと、最後の最後にファステスト・ルーザーがチャンブリス選手のものとなる。ヤバさマックス!!

 ベラルデ選手の最初の中間タイムはグリーン。もうダメか。2つ目のタイムで赤表示。その後も赤表示でフィニッシュすると勝者はチャンブリス選手。ベラルデ選手のタイムは58秒180。

ベラルデ選手がフィニッシュ。室屋選手のファステスト・ルーザーが確定した

 キターッ。まさかまさか、室屋選手の57秒912がファステスト・ルーザーとなりRound of 8に進出が決まった。ヒート1で負けた瞬間には「終わった~」と悲鳴が聞こえたが、Round of 8進出が決まった瞬間に会場は大歓声に包まれた。二流のシナリオライターが書いたような「出来すぎた」大逆転のドラマが6万人の観客の目の前で展開された。

Round of 8

 Round of 8はRound of 14のタイムで対戦する組み合わせが決まる。最初のヒートは5位と4位、次が6位と3位、最後のヒートが8位と1位となる。室屋選手はファステスト・ルーザーだがタイム的には6位通過で2ヒート目に登場。ソンカ選手の敗退で年間チャンピオンに近付いたホール選手は1位通過で最後の4ヒートに登場する。

 Round of 8の1ヒートはマクロード選手がマーフィー選手に勝ちFinal 4へ。2ヒート、いよいよ室屋選手のフライトだ。先に飛んだ室屋選手のタイムは57秒895。Round of 14の自身のタイムを上まわる好タイムだ。

Round of 8で好タイムを出した室屋選手のフライト

 対戦相手のフランソワ・ルボット選手は最初の計測ポイントで室屋選手に対し-0.035秒のグリーン表示を出すが、戻りの第8ゲートで姿勢を乱して2つ目の計測ポイントで赤表示。直後に第8ゲートを水平姿勢で通過していないと判定され2秒ペナルティ、さらにパイロンに接触して3秒ペナルティが課され、室屋選手が大差でFinal 4進出を決めた。

ペナルティもあり大差で敗戦したルボット選手のフライト

 3ヒートはチャンブリス選手がイワノフ選手に勝ってFinal 4へ。4ヒートはミカエル・ブラジョー選手とホール選手の対戦。もしここでホール選手が負けると、室屋選手は年間チャンピオンにグッと近付くことになる。先に飛んだブラジョー選手がオーバーGで1秒のペナルティ。後から飛ぶホール選手は確実にフライトし、ブラジョー選手に勝ってFinal 4に進出した。

ホール選手は確実なフライトでFinal 4に進出

 Final 4に残ったのはマクロード選手、室屋選手、チャンブリス選手、ホール選手。4選手の中で室屋選手はRound of 8の最速タイムだった。いよいよ2019年シーズンとレッドブル・エアレースの最終決戦だ。

Final 4

 Final 4はRound of 8で飛んだ順にフライトする。室屋選手は2番目、ホール選手は4番目で、最後の最後のフライトとなる。Final 4はタイムレース。タイム順に1位~4位が確定する。室屋選手が年間チャンピオンを獲得できる条件は、自身が優勝してホール選手が4位の場合だけ。ホール選手は3位以内に入れば年間チャンピオンを獲得できる。

 最初に飛んだマクロード選手が第2ゲートでいきなりパイロンに接触して3秒ペナルティ。さらに第8ゲートで水平姿勢を取れず2秒ペナルティ。5秒のペナルティが加わり1分4秒028でフライトを終えた。パイロンに接触した瞬間に最後にフライトするホール選手は年間チャンピオンをほぼ手中にした。

マクロード選手がパイロンに接触。この瞬間にホール選手の年間チャンピオンがほぼ確定した

 次のフライト順は室屋選手。すでに東の空を旋回していた。後のインタビューで室屋選手は「無線でマクロード選手のパイロン・ヒットとタイムを聞いて、マット(ホール選手)が2本くらいパイロン・ヒットをしないと年間チャンピオンはないなと思いました。ただ、マットとの対戦はバラトン(前戦のRound of 14で直接対戦)で、自分は風の変化に対応できず、マットは対応した。あれが僕らの決勝戦でした」と語っている。

 目指すは千葉大会の優勝だ。室屋選手が最後のフライトへ。タイムは58秒630。ホール選手が3位狙いの確実なフライトをするなら、残るライバルは3番目に飛ぶチャンブリス選手だ。チャンブリス選手は中間計測で赤表示。室屋選手との差はジワジワと広がり59秒601でフィニッシュ。残るはホール選手のフライトを残すだけとなった。

室屋選手のエアレースのラストフライト

 ホール選手は室屋選手と同じ2009年にエアレースデビューした同期だ。戦績は素晴らしく、デビューした2009年に年間3位、2015、2016、2018年は年間2位が3回。年間チャンピオンの獲得はホール選手の悲願だ。ホール選手は3位狙いのガチガチのフライト。ペナルティなしで1分0秒052のタイムで3位を獲得。

ホール選手は1分超えの確実なフライトで3位を獲得した

 この瞬間、室屋選手の千葉大会の優勝とホール選手の2019年シーズンの年間チャンピオンの獲得が決まった。室屋選手の2019年シーズンは4戦3勝するも、ホール選手と直接対戦でRound of 14敗退の1戦が響き、年間チャンピオン争いは2位となった。千葉大会の優勝で通算優勝回数は8回。歴代5位の優勝回数となった。

順位パイロット名予選ポイント決勝ポイント
1室屋義秀025
2カービー・チャンブリス022
3マット・ホール020
4ピート・マクロード018
5ニコラス・イワノフ014
6ミカエル・ブラジョー013
7フランソワ・ルボット112
8ベン・マーフィー011
9マイケル・グーリアン05
10フアン・ベラルデ34
11クリスチャン・ボルトン03
12マティアス・ドルダラー02
13マルティン・ソンカ21
14ペトル・コプシュタイン00
順位パイロット名アブダビ(UAE)カザン(ロシア)バラトン湖(ハンガリー)千葉(日本)
1マット・ホール1422252081
2室屋義秀282522580
3マルティン・ソンカ222221368
4ベン・マーフィー114221148
5カービー・チャンブリス112132248
6ピート・マクロード55201848
7ニコラス・イワノフ181231447
8ミカエル・ブラジョー121451344
9マイケル・グーリアン21412542
10フアン・ベラルデ13316739
11フランソワ・ルボット21901334
12クリスチャン・ボルトン01311327
13ペトル・コプシュタイン415010
14マティアス・ドルダラー30126

 この日、室屋選手はRound of 14のヒート1で敗戦するも、ファステスト・ルーザーでRound of 8に進み、奇跡の大逆転優勝。レッドブル・エアレース2019年シーズンの最終戦、5年続いたエアレース千葉大会の最終戦、レッドブル・エアレースの歴史の最終戦で見せてくれた有終の美は、記憶にも記録にも残る感動のドラマとなった。

千葉大会で優勝した室屋選手
年間チャンピオンを獲得したホール選手
エアレース千葉大会の表彰式。左から2位のチャンブリス選手、優勝した室屋選手、3位のホール選手(©Joerg Mitter / Red Bull Content Pool)
記者会見に参加した、左からチャンブリス選手、室屋選手、ホール選手、ソンカ選手