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ラリージャパンのテストイベント ヤリスWRCも走る「セントラルラリー愛知・岐阜2019」開幕!

2019年11月7日~10日 開催

1号車 ヤリスWRC(Takamoto Katsuta/Daniel Barritt:Toyota GAZOO Racing WRT)

 2020年に愛知県を中心としてFIA世界ラリー選手権 日本ラウンド「Rally Japan」が開催される。そのテストイベントとして行なわれる「セントラルラリー愛知・岐阜2019」が11月7日に開幕した。

 このセントラルラリーは、FIA公認 国際格式 FIA公認番号 1.00043360、JAF公認 国内格式 JAF公認番号 2019-0029で開催され、SS(スペシャルステージ)の総距離は136.68km(LEG1:60.80km、LEG2:75.88km)。LEG1は9日の土曜日に、LEG2は10日の日曜日に実施される。

 参加車は1号車 ヤリスWRC(勝田貴元選手)、2号車 シトロエン C3(新井大輝選手)、5号車 トヨタ 86(ヘイキ・コバライネン選手)など35台がエントリー。海外ラリーを戦っている選手、国内ラリーを戦っている選手が参加する。

3号車 シュコダ ファビア R5(Osamu Fukunaga/Misako Saida:THREE FIVE MOTORSPORT)
5号車 トヨタ 86(Heikki Kovalainen/Sae Kitagawa:Rally Team AICELLO)

 11月8日はサービスパークなどが置かれる愛・地球博記念公園(モリコロパーク、愛知県長久手市)においてシェイクダウンやドライバートークショーなどを実施。ラリーの本格的な開幕を告げるセレモニアルスタートも行なわれた。

参加ドライバーによるトークショーなども実施

 観戦チケットはすでに発売中で、一部SSなどはすでに売り切れが発生するなど注目度の高さがうかがえる。ただ、ラリーには、SSへと移動するリエゾン区間もあり、そこでは一般公道を交通ルールを守って走るラリーカーが普通に見られる。愛知県、岐阜県近隣に在住の方ならラリーコースを調べて、タイミングよくリエゾン区間を無料観戦するのもありだろう。

 このセントラルラリーを国際格式で実施し、問題点などを見極めていくことが、2020年11月19日~22日開催のラリージャパンに成功につながっていく。