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フィアット、120周年の年に「500」「500C」の累計輸入台数5万台達成。記念式典開催
「フィアットにとっても、FCAにとっても、すごくリッチな1年になった」
2019年11月15日 17:04
- 2019年11月15日 開催
FCAジャパンは11月15日、「500(チンクエチェント)」「500C(チンクエチェント シー)」の日本への輸入累計台数が5万台に達したことを記念するセレモニーをFCAジャパン新車整備センターで開催した。
5万台目となる500のグレードは「Lounge」。同日に陸揚げされ、正午前に豊橋市にあるFCAジャパン新車整備センターに搬入された。
現行の500/500Cは2007年からこれまでに全世界100か国以上で210万台を超える台数を販売。1957年~1977年まで販売された先代と合計すると、累計販売台数は600万台を超え、フィアットの歴代で最も多く販売されているモデルだという。
500/500Cの2019年の年間販売台数は10年連続で4000台を超える予定としており、年間累計販売台数は10月末までの時点で3722台と、過去最高だった2014年の販売台数に迫る勢いとのこと。また、女性オーナー比率は2015年の15%から2018年は65%まで上昇。2019年は65%を超えるのではないかとした。
セレモニーでは、FCAジャパン マーケティング本部 本部長 ティツィアナ・アランプレセ氏があいさつ。「5万台のイベントをこの特別な場所で開催できてとても楽しいです。今年は120周年でもありますし、そろそろ2019年も終わりになりますが、フィアットにとっても、FCAにとっても、すごくリッチな1年になったと思います」と喜びを述べた。
続けてティツィアナ氏は、トッポリーノから今のチンクエチェントまで、ヘリテージを大切にしながら将来に向かって続く“フィアット文化”について語ったほか、チンクエチェントのことを「シンプルだけど、すごくきれいでクリーン。ユニークでユーザーフレンドリーでもあり、“ナチュラルビューティ”な“あまり化粧のいらない美人”」と親しみを込めて表現。「チンクエチェントはハピネスのアイコンになっていて、ヨーロッパだけでなく、世界中どんな国でもパッションを作れると思います」と語った。
また、来賓代表として豊橋市 産業部長の稲田浩三氏があいさつ。「FCAジャパンさんは2011年に豊橋の三河港に進出してくださいまして、以来今日まで素晴らしいクルマを陸揚げして、日本全国へ配送するという大事な役割を担っていただいております。三河港は年間20万台を陸揚げする国内では最大の自動車輸入港であります。さまざまなクルマがある中でも、フィアットさんのチンクエチェントのかわいらしい“ナチュラルビューティ”なクルマは、豊橋市民ではない方に語る際にも非常にファッショナブルで、三河港の印象がグッと上がるという、非常にありがたい存在です」と話した。