ニュース

横浜ゴム、クロスオーバーSUV向けタイヤ「ジオランダー CV G058」

グランドツーリングタイヤながら「M+S(マッド&スノー)」で急な降雪にも対応

2020年2月 発売

オープンプライス

「ジオランダー CV G058」

 横浜ゴムは2020年2月より、「GEOLANDAR(ジオランダー)」ブランドの新製品としてクロスオーバーSUV向けグランドツーリングタイヤ「ジオランダー CV G058(シーブイ・ジーゼロゴーハチ)」を発売する。発売サイズは165/60R15 77H~245/50R20 102Vの32サイズで、価格はオープンプライス。

 ジオランダー CV G058は、2012年に発売した「ジオランダー SUV」の後継となるモデルで、街中での走行に対応しつつ、快適なロングドライブにも応えるよう進化させたグランドツーリングタイヤ。安全性や静粛性などハイウェイテレーンタイヤとしての基本性能を高めながら、耐摩耗性能や低燃費性能に配慮してトータル性能を向上させ、さらに急な降雪にも対応する「M+S(マッド&スノー)」規格としている。

 トレッドパターンにはサイプによりエッジ効果を高めた独自の「サイプベースパターン」を採用。また、耐偏摩耗性能に寄与するとともに、ウェット路面や急な降雪時でも優れたトラクションを発揮する「2-3Dコンビネーションサイプ」や、優れたトラクションと耐ハイドロプレーニング性能を両立させた「4コンビネーショングルーブ」を採用したほか、「5ピッチ・バリエーション」が耳障りな音域のパターンノイズを低減する。

クロスオーバーSUVに最適化した専用トレッドパターンを開発

 先進のシリカテクノロジーを駆使した専用コンパウンドは、ウェットや降雪時など低温域の路面を含むさまざまな路面状況で安定感ある走りに貢献。新開発プロファイルにより幅広でフラットな接地形状を実現し、耐摩耗性能・耐偏摩耗性能を確保している。

低温域でもゴムのしなやかさをキープする新コンパウンド
ワイドでフラットな接地形状を実現する新プロファイル

 これにより、従来品のジオランダー SUVと比較してウェット制動性能を12%、ウェット操縦安定性を13%向上させたほか、快適性の面ではロードノイズを34%、パターンノイズを9%低減(ともに騒音エネルギー低減率での比較)、突起乗り越し時の入力(上下軸力)を7%低減させている。

従来モデルのジオランダー SUVとの比較データ
サイズラインアップ